蜂の家(銀座本店)で「カツカリー」を食べた

今日のヒトリご飯は、銀座でカレーです。
前に歌舞伎座の近くをウロウロ歩き回っていたときに、見つけたお店です。

歌舞伎座の、すぐ裏手にあるんですよね。
地下にあるので店自体は目立たないのですが、入り口のところに立て看板やのぼりが立ってるので見つけ易いです。

蜂の家というのは、長崎カレーの老舗として長崎県佐世保市では有名なお店らしいです。
その東京本店が、ここなんですね。

急な階段を下っていくと、入り口のドアがあります。
ホントにかなり急なので、気をつけないと転げ落ちてしまいそうですよ。

およそ飲食店とは思えないような飾り気の無いドアを開けると、中は狭いながらもコギレイな感じの店内です。
座席はコの字型のカウンタのみで、それ以外にテーブル席等は一切ありませんね。

金曜の夜７時という時間帯のせいか、お客さんは１人もいません。
やっぱカレー屋って、お昼がメインなのかな？

カウンタの奥のキッチンから、お店の人が「いらっしゃいませ！」と現れました。
青年というほど若くないようですが、おじさんと呼ぶには若過ぎる感じの男性が１人でやってるようです。

とにかく一番キッチンに近い席に腰掛けて、メニューをじっくり品定めです。
どうやら定番メニューの１つらしい、カツカレーを注文することにしました。

あー！いゃカツカレーじゃなくて、「カツカリー」なんですね。
別にカツカレーって言っても、訂正されたりはしないんでしょうが。

この店のカレーは基本的に３種類あって、カツカリーのルーもその中から選ぶことができます。
ビーフ・チキン・野菜の３種なんですが、辛さで言うと「中辛(ビーフ)」「辛口(チキン)」「甘口(野菜)」となってますね。

それでは、カツカリーをチキンルーでお願いします。
それからサイドメニューのポテトサラダと、ビールをください。

え？ビールはサッポロ黒ラベルの小瓶しかありませんがよろしいでしょうか？
えー全然かまいませんとも、よろしく。

っと、ビールが来ましたよ。
あれ？その横に、小袋入りビスケットが３つ入った小鉢が一緒に・・・

あのーこれは？ビールのオツマミ的な？
サービス？あーなるほどーオマケで付けてくれたのね、ビールに合うとは思えませんが嬉しいですアリガト。

続いて出てきたポテトサラダをつつきながらビールを飲んでると、おぉ来ましたよカツカリー。
お皿の形がチョット変わってますね、大き目の玉子型のお皿に盛られています。

出てくるのに少し時間がかかったのは、カツを揚げてたからでしょう。
早速いただきまーす。

まずはビールのあてに、カツをパクリ。
んーなかなかサクサクしてて、美味しい。

そしていよいよメインディッシュ(？)のカレーをば、パクリっと。
あーなるほど予想してましたが、やっぱあんまり辛くないですね。

オレはあまり辛いのは得意ではないのですが、もうチョット辛いくても良いかな？って感じです。
まぁ辛口が好みの人はテーブルの上に辛さ追加用調味料のようなものがあるので、それをかければよろしいのでしょう。

辛さはともかく味は美味しいので、パクパクっと平らげてしまいました。
他にお客さんもいないので、ノンビリ残りのビールを飲み干してユックリおまけのクッキーを食べました。

なんかここ妙に落ち着くなー、他にお客さんがいなくて貸しきり状態だからかな？
こんなカレースタンドタイプのお店でユックリしたのは初めてですが、気分良く夕食の時間を過ごすことができましたよ。

そうそう、カレー屋なのにメニューにシュークリームがあるのを見つけたのでお勘定のときに
「シュークリームがあるんですね」
と聞いてみました。

「えぇ、今日はまだあります」
どうやら数量限定で、売り切れてる日もあるようです。

２つ入りの箱売りでテイクアウトできるそうなので、甘いものに目が無いオレは当然１箱買って帰ることにしました。
そのシュークリームの話は、明日記事にすることにしましょう。

というわけで美味しいカレーを食べて、シュークリームを買って銀座を後にしました。
店員さんもすこぶる感じが良いお店で、とても良い時間を過ごせました、ご馳走様でした。

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