「ぶどうの木&鎌倉座」で買いました、「東京ばな奈ワールド」の「東京ばな奈パイ<見ぃつけたっ>」(15枚入り税込み1,080円)です。
「ぶどうの木&鎌倉座」というのは、阿佐ヶ谷にあるグレープストーンのお店なんですが。
実は「東京ばな奈」で有名な会社グレープストーンの本社は阿佐ヶ谷にありまして、「ぶどうの木&鎌倉座」はそのお膝元というか本社直営的なお店なんですね。
そのためグレープストーンの各種ブランドの商品がいろいろと売られてて、買い物ついでに少しのぞいてみるだけでナカナカ面白かったりするんですが。
現在のバイオハザード的な社会状況において、グレープストーンも店舗経営に支障をきたしてるようで。
なにしろ「東京ばな奈」をはじめとして土産菓子を主力商品としてますから、現状の自粛主流の世の中では売上が下がるのも当然。
そこで「ぶどうの木&鎌倉座」では、賞味期限が近づいた商品を定価の半額で販売するという嬉しい企画を始めたとのことで。
その情報を知ったオレは早速、阿佐ヶ谷に買い物に行ったついでに立ち寄ってみたというわけです。
【Update(追記)】
阿佐ヶ谷の「ぶどうの木&鎌倉座」は新型コロナウイルス感染拡大防止対応として、4月3日から当面の間休業中となっています。
店の入り口には店員さんが立ってて、店内の客数が一定以上にならないように制限をしてまして。
消毒用アルコールも用意されてて、入店時にはそれを利用するように案内もしてましたよ。
セール販売を始めてから数日経ってましたが、それでもまだたくさんの種類のお菓子が値引き対象として並んでました。
中には通常は空港などで限定販売されてる品もあって、こういうときでもないと手に入らないレアアイテムとして目をひかれましたね。
いろいろあり過ぎて目移りしたんですが、そんな中からいくつか選んで買ってきまして。
最初に食べることにしたのが、この「東京ばな奈パイ」です。
通常の販売価格が千円のところを半額の500円で購入できましたよ、ホクホク。
早速包装紙を取って箱を開けると、中には個包装になった「東京ばな奈パイ」が並んでます。
個包装はオリジナルの「東京ばな奈」と同様、リボンのイラストがあしらわれてますね。
そして中身を取り出してみると、こんな様子。
長さが12cmほどと細長いんで、他の「東京ばな奈」製品よりも形状としてバナナ感がより強く感じられますよ。
これは名前のとおり「東京ばな奈」のパイ菓子バージョンなんですが、箱に同封のリーフレットには以下のような記載がありまして。
発酵バターたっぷりのパイ生地と、バナナ本来のおいしさを練り込んだクッキー生地。
その二つの生地を何層にも折りたたんでサクサクッと香ばしく焼き上げました。
なるほど食べる前から、既に甘いバターの香りがフワリと漂ってきます。
というわけで一つつまんで口へと運び、サクリッと食べてみました。
パイ生地ならではの軽い食感は当然ながら、それだけじゃないバターリッチなシットリとした口当たりも感じられます。
包装紙に記載の原材料名を見ると「パイ生地(小麦粉、バター、食塩)(オランダ製造)」とありまして、オランダ産というところにもこだわりがあるようで。
そして甘さの中に、バナナの風味もホンノリと味わえるところが良いですね。
クッキー生地を練り込んだとのことですが、その辺は特に印象無かったですが。
バナナフレーバーのパイ菓子として、十分以上に美味しさを堪能できますよ。
今回は賞味期限の近いセール品でしたが(とはいえ期限は10日も先!)、通常は2週間以上日持ちするようです。
箱詰めが丁寧にされてるんで、15枚の内どれも割れや欠けが無いのも好印象ですし。
いずれ世の中が落ち着いた折には、東京土産や手土産としてオススメな一品と言えるかと。