パスタカフェ スパッソ(松坂屋銀座店)で「丹波しめじと鶏の大葉ジェノベーゼ」を食べた

お盆休みシーズンまっさかりですが、オレは帰省もせずにダラダラ仕事してます。
こんな時季でも相変わらず東京に人が多いのは、オレみたいに帰省しない人が増えてるんでしょうか。

それはさておき、今日は仕事帰りに久しぶりに銀座の松坂屋に足を伸ばしてみました。
１階にある「ねんりん家」をのぞいてみようと思って行ってみたんですが、ついでに地下食料品売り場へ。

松坂屋の地下へ来るのは、ホント何年ぶりだろ？３年ぶりくらいかな。
以前は月に２・３回は来てたんですが、スッカリご無沙汰です。

グルリと回ってみると前はアイスクリーム屋だった所がジュースバーになってたり、若干の変化はあるようですが基本的には相変わらずな様子。
ここは平日の夜に来るとお客さんも少なくて、そこはかとなく寂れた感があるところが好きなんですよね。

でも来る度にこんなに暇そうでつぶれたりしないか心配といつも思ってたんですが、ついに来年閉店してしまうそうで。
銀座の人ゴミに疲れたときにホッと一息つける穴場として気にいってたんですが、老舗のブランドも資本主義の荒波には太刀打ちできなかったか・・・残念。

そんな思いの中でフト目にとまったのが、「スパッソ」というパスタ屋。
昔っからある店なんですが実は１度も入ったことがないんですよね、いつも食事する程には時間の余裕が無かったもんで。

それで今日は急ぐ予定も無いし、ここで晩ゴハンをすませて帰るかなーっと入ってみることに。
実のところ店の外に貼ってあったメニューに、ビールがあったってのが決定の理由なんですがね。

入り口で立ち止まって様子をうかがうと、「いらっしゃいませー、コチラでご注文をどうぞー」と正面にあるカウンタでニコヤカに立つ店員さん。
なるほど、セルフ形式なんですね。

で・・・カウンタにあるメニューをジックリ見て、まずは「丹波しめじと鶏の大葉ジェノベーゼ」をオーダー。
サイズは普通サイズのＭを選んだんですが、ここはＭ・Ｌ・ＬＬのどのサイズも均一価格(６８０円)なんですよ。

そういうのって、モリモリ食べたい人には嬉しいサービスですね。
まぁあまり食べない人にとっては、ナゼか損した感がしてしまう諸刃のサービスではありますが。

そして「ドリンクもご一緒にいかがですか」と聞く店員さんに、フッ言われるまでもないわ！と思いつつビールを注文。
その場でビールグラスとお冷とフォークとスプーンの乗ったトレイ、そして小瓶に入った洋物のビールを受けとりました。

パスタは調理に時間がかかるので、出来上がったら席まで持ってきてくれるシステムのようです。
すいてるせいか「空いてるお席へどーぞ」といわれたので、小さな２人掛けのテーブル席へ。

店内は壁際にグルリとカウンタ席があって、やや手狭なスペースですがテーブル席もあります。
ただ２人用にしては小さいテーブルが割と詰め込む感じで並んでるので、混雑時にはチョット居心地が良くないかも知れません。

お客さんは女性の１人客が多めな感じですが、サラリーマンもいたりして男が１人で入っても気まずい感じじゃないですね。
場所柄女性客が多いんでしょうが、ＬＬサイズのパスタも出してるくらいなので特に客層を絞ってるわけでもないんでしょう。

さて腰を下ろして扇子で汗を冷ましながらビールを飲んでると、しばらくしてパスタがやって来ました。
楕円形のやや深めの皿に、細麺のパスタがＭサイズとはいえソコソコの量で入ってます。

少し固めの麺は好みの茹で加減、ソースもジェノベーゼと言うには若干パンチが弱いですが地味ながらも良い味です。
具の蒸し鶏とシメジも、量は少ないですが美味しいですね。

ビールを飲みながら、落ち着いた気分で食事ができましたよ。
きっとランチタイムや休日は混雑するんでしょうが、平日の夜に軽く食べたりお茶したりするには良い店ですね。

ちなみにここはグレープ・ストーンの経営店らしくて、これから「ねんりん家」へ行くので何だか今日はグレープ・ストーンづくしです。
「スパッソ」はほかに新宿と川崎にあるようですが、この銀座松坂屋店は来年には無くなってしまうわけで、その前にまた何度か寄ってみたいと思いました。

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