昔々オレがガキの頃、近所の神社のお祭りなんかで金魚すくいなどしたものです。
そう言えば、家でも水槽に金魚を買ってたりしてましたよ。
でもここ何年かは金魚すくいはおろか、お祭りにさえ行ってないなー。
なんだか懐かしい、何もかもみな懐かしい・・・
いやいやノスタルジックな思いに浸ってなんかいられない、コンクリートジャングルに生きるオレですからえーもー。
夏祭りも行かず花火も見ることなく今年の夏も終わってしまいましたよ、シクシク。
てゆーか何でこんな話になったかと言うと、町田にとあるカフェがありまして。
これが、金魚玉珈琲という店名なんですよね。
珍しい名前だなー金魚玉って何だろ?と思って調べてみると、どうやら金魚を入れるガラスの玉状の小さな入れ物らしい。
風鈴を一回り二回り程大きくして逆さにした感じなんだそうで、昔は金魚すくいをするとソレに入れて持って帰ったんだそうですよ。
水槽に入れる前に暫く軒先に吊るして鑑賞したりしたとのことで、いやー想像するだけでも風流ですなー。
今ではビニール袋に役目を取って代わられて、すっかり姿を消してしまいました。
それはさて置き、この金魚玉珈琲のプリンがデパートの催事で売られてたので買ってきましたよ。
たくさん種類があったのですが、選んだのは抹茶プリン・焼きマシュマロプリン・黒胡麻プリンの3つです。
このプリンがチョット珍しいのは、瓶詰めになってるんですよね。
サイズはやや大きめで、高さ・直径とも7cm前後あってよくあるジャムの瓶くらいの大きさです。
買って帰って、早速食べてみました。
瓶詰めのくせに賞味期限が思いのほか長くない(製造から4日ほど)のが残念ですが、味に関しては3つともなかなかの美味しさ。
抹茶プリンは、十分な抹茶風味。
抹茶スイーツ大好きなので、大満足。
黒胡麻プリンは上にかける練乳カシスソースと、胡桃・ピスタチオ・アーモンドのトッピングも別添えで付いててユニークです。
もちろん黒胡麻の味わいもかなり濃厚で、鼻に抜けるゴマの香りが効いてます。
そして今回特筆したいのが、焼きマシュマロプリン。
これがもう、初体験の味わいなんですよ。
何がどうなってるのかと言うと、単純にミルクプリンの中にマシュマロが埋もれてるだけなんですけれどもね。
でもこれが、新食感。
プリンの中で辛うじて存在を保っているマシュマロが、口の中に入ったとたんにシュワッとなるんですよ。
シュワッとですよ、いやショワッとかな?ショワショワ~ッか?とにかくそんな感じで溶けるんです。
なかなかの、おすすめです。
機会があったら、食べて頂きたい。
町田では有名なカフェだそうですから、近場の方は是非お試しを。
瓶詰めで持ち歩きしやすいので、手土産にしても良さそうですね。