玉子かけゴハンも最近はTKGとか呼ばれて、一つの料理のような地位を確保したようですね。
それ専用の醤油なんかも売られてて、いゃ時代は変わるモンです。
そしてそんな玉子かけゴハンに使われる玉子そのものも、ブランド化というか高級志向が取り沙汰されたりして。
1個数百円の烏骨鶏の玉子なんてのも売られてるんですね、オレは買ったこと無いですが。
そーゆー玉子って美味しいんでしょうか?どーなの?ヨード卵とか健康そうだけれども。
玉子の味って分かんないんですよね、なんか1パック10個入り100円のセール品の玉子も美味しいんですが何か?
よく玉子の黄身に爪楊枝刺して剣山か?ハリネズミのオブジェか?的なモノ作って、「すごーい!やはり違いますね!」とかやってますがアレって何?
黄身の皮が厚いだけのような気もしますが、それが高級の証なの?何なの?謎。
それはさて置き、つまり今回買って来たのが『極上たまごのくちどけロール』ということなんですよ。
「極上たまご」ですよ「極上」、「上」でも「特上」でもなく「極上」スゴクね?何かスゴクね?
何だか分かりませんが、とりあえず見た目美味しそうなんで選んでみました。
だって、ホラ黄色味の強いスポンジケーキが見るからにって感じじゃありませんか。
大きさはよくあるロールケーキより、かなり小ぶりです。
直径5cm、長さ15cm程でしょうか。
プレーンとキャラメルの2種類あったので、両方買って来ました。
切ってみましたが、見た目はどちらも同じ感じで見分けがつきません。
どちらも軽く「の」の字を描いて、真ん中にクリームが集中して巻かれています。
ではとにかく、プレーンから食べてみましょう。
パクッモグモグ・・・なかなかのフンワリ感のスポンジですね、美味しいです。
玉子の風味もありますが、極上な感じかと言われると不明です。
まぁ普通に美味しいなと思いつつ、中心部分のクリームを食べたとき口の中に不思議な感覚が。
と、と、溶ける。
味は通常のカスタードクリームなんですが、その食感がクリームじゃないんですよね。
何とゆーかつまり、どちらかと言うとバタークリームみたいな感じ。
生クリーム的なトロリとしたものではなく、口の中でホロリとほぐれて溶ける感じの食感なんですよ。
おぉ、これが「くちどけロール」の意味だったのか・・・
なかなか、ユニークな味わいです。
続いて、キャラメルのほうも食べてみました。
プレーンとは違った、ややほろ苦いような味ですね。
ただこれがキャラメルか?と聞かれると、微妙な感じもします。
プレーンの後に目先が変わって良いですが、どちらかと言えばオレはプレーンのほうが好みですね。
いずれにせよクリームは、キャラメルのほうもホロリとろける感じで美味しかったです。
玉子については極上かどうか判断できませんでしたが、クリームのとろけ具合にはやられました。
近くにお店が無いのが、チト残念です。
催事や期間限定出店などで見かけたら、お試しあれ。
島根にある「シェ・ブラン」というお店なので、お近くの方は是非。