またも東京駅にて、駅弁を購入。
でも今回は前回行った旨囲門ではなくて、地下のグランスタ内にある極という駅弁屋です。
ここも旨囲門と同様に、東日本の地方駅弁がいくつも取り揃えてあります。
ついでながら、例の「牛肉どまんなか」も売られてましたよ。
さて、どの駅弁にしよう・・・といろいろ悩んだのですが、今回は敢えてオレのような野郎が決して手に取ることの無いであろうものにしてみました。
キティちゃんの弁当です。
こんなお子様ランチみたいな駅弁、オレがあと10歳若かったら恥ずかしくてとても買ったりできなかったでしょう。
でもいまや恥も外聞も蛙の面にションベンな人間になってしまったので、全然平気ですアッハッハァー。
高崎駅の駅弁として有名な、「たかべん」こと高崎弁当株式会社の「だるま弁当」ってのがありますが。
これってその派生品で、サンリオとのコラボ企画弁当なんですね。
調べてみるとキティの駅弁って全国に意外に種類がたくさんあるようで、サンリオの商売戦略をチラと垣間見たような気がしたりして。
そんな戦略なんかに乗らないぞーと思いつつ、まんまとキティ弁当を買ってしまったオレ。
いそいそとウチに帰って、早速食べることにしました。
弁当はビニールでできた巾着袋の中に入ってまして、この巾着もまたキティ模様なわけですよ。
なかなかデザイン的に徹底してますが、難点はこれにベッタリと商品内容のシールが張られてることです。
無理に剥がそうとすると、ビニールが伸びてしまったりするんですよね。
きれいに剥がしたい人は、水でよくふやかしてから慎重に剥がすようにしたほうが良いかと思われます。
さて取り出しました弁当箱が、コレこの通り「キティだるま」なわけです。
プラスチックですが、なかなかシッカリした作りです。
本家のだるま弁当は口のところが開いてて食べた後は貯金箱にできるそうですが、このキティタイプはどこも開いてません。
再利用には小物入れか、そのまま弁当箱にする感じでしょうね。
それから割り箸の箸袋まで、キティ柄になってますよ。
なんか使うのもったいない気がして別の箸を使うことにしたのですが、こんなもの取っといて何に使うんだオレ?
それはさて置きパカリとキティだるまの蓋を開けると、おぉ!中身にもキティが。
おかずのカマボコが、キティちゃんの顔になってます。
さらによく見ると、ウィンナーソーセージにまで小さなキティのイラストが描かれてる細かさ。
思ったより手が込んでて、ただの子供だましの弁当ではないようです。
全体的な弁当の構成としては、上部が錦糸卵で下部が鳥そぼろがかかった茶飯になってます。
おかずは上記のカマボコ・ソーセージの他に、ボーニック(小学校の給食で馴染みだった人もいるでしょう棒状ハンバーグ)や鶏肉のキジ焼きなんかも入ってますよ。
それからデザート的な位置づけなのか、栗の甘露煮も入ってます。
仕切りが無くおかず類が何もかもご飯の上に置いてあるので、乱暴に扱うと中がグチャグチャになるので用心しましょう。
お子様弁当のように見えて、子供の嫌いそうなグリーンピースなんかが入ってるところは微妙に子供向けではないような気もしますね。
味付けもボーニックがやや甘口ですが鳥そぼろは思ったより甘くないし茶飯も薄味で、総合的にお子様向けというほどではない感じです。
やっぱ購入者の半分くらいは大人(主にキティラー)という予想で、味付けも多少考慮してあるんじゃないでしょうか?
量的には少なかった(子供には多いかも)ですが、大人のオレもなかなか美味しく頂けました。
これはハローキティ・コレクターの方にとっては、もちろん必須アイテムでしょうね。
お子チャマのお土産にも喜ばれそうです、お試しあれ。
あーそれから、最後に一言。
巾着袋に貼ってあったシール記載の商品名「ハローキティーのだるま弁当」、正確にはキティーじゃなくてキティですから(細かい)。