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新杵屋(山形)の「牛肉どまん中」を食べた

2009 年 6 月 14 日


デパートの催事で購入した駅弁新きねや牛肉どまん中です。
山形は米沢駅の駅弁ですね。

人気駅弁ランキングの上位に、必ず顔を出す有名なこの牛肉どまん中
駅弁大会などの催事では行列必至ですが、今回はタイミング良く行列してなかったので買ってみました。

米沢と言えば、米沢牛を代表とするブランド牛の産地として有名です。
そして山形と言えば、美味しい米の産地として知られていますね。

これら2つの名産品を合体して作られたのが、牛肉どまん中なのです。
使われているお米は、山形のブランド米である「どまんなか」なんだそうですよ。

「牛肉」と「どまんなか」で、「牛肉どまん中」。

エンタツとアチャコで、エンタツアチャコ。
紳助と竜介で、紳助竜介。
くわばたと小原で、クワバタオハラ。

なんか、お笑いコンビと同じようなネーミングセンス。
なんのヒネリも無いけれども、率直なそのバカ正直さが逆に好印象です。

ストレートで意識にガツンとくる憶えやすい名前も、ヒット商品の必須要素ですよね。

そして、見た目もヒネリの無い、シンプルなパッケージです。
一番下に2頭の牛の絵が、向かい合ってチューしてるところに愛を感じます(してない?)。

真ん中に覗き窓を開けて、少しだけ中が見えるようにしてある点に、チョットした工夫が見られますね。
ぎっしり詰まった牛肉の上に、唯一の青みであるパセリがちらりと見えるのが、心憎い演出です。
新きねやの牛肉どまん中
パッケージを開けてみると、おぉ!確かに牛肉ビッシリ。
おかずとして、野菜の煮物や玉子焼き、かまぼこなんかも入ってますが、そんなのは完全に脇役です。

バックダンサーです。
劇団ひまわりです。

・・・いや脇役だからダメとかそーゆーんじゃなくて、他意はないです、ゴメンナサイ。

とにかく肉好きにはたまらん、ガッツリいくぞー!
と、アレ?

よく見ると、牛肉の半分弱がそぼろになってるじゃないですか。
あぅ。

いーんですよ、いーんですけどね。
・・・ソボロハアンマリスキヂャナイ。

まぁ気を取り直して、ガッツリいきましょう。
あー牛肉が美味い!

甘口のすき焼き風味に煮込まれた牛肉のうまみが広がります。
パッケージに「米沢名物牛丼弁当」とありますが、牛丼と言うよりもすき焼き丼の感じの味付けですね。

それに、比べるのが間違いとも思いますが、チェーン店の牛丼のスジや脂身の多い牛肉とは肉が違います。
さすがに米沢牛ではないようで、山形県産の黒毛和牛を使っているそうですが、そこそこ良い肉なんでしょう。

これ、すき焼き風に生卵をかけたら、また美味しいんじゃないかな~?
とか思いながら、そのまま一気に美味しく食べ切ってしまいましたよ。

確かに人気の高さもうなずける美味しさでした。
ただ、値段がね。

割高なのが当然の駅弁とは言え、千円を越えるのだから、これで不味かったら詐欺だよ。
とも思いましたけれどもね。

ところで、山形のブランド米としては、「どまんなか」の他に「はえぬき」も有名です。
もしかしたら、「牛肉どまん中」じゃなくて「牛肉はえぬき」になってた可能性もあるわけです。

たまたま偶然なのか、熟考した末の結果なのか知りませんが、どまんなかがチョイスされたのは大正解だったでしょう。
だって「牛肉はえぬき」よりも「牛肉どまん中」のほうが、圧倒的にインパクトがありますよね。

「牛肉はえぬき」だったら、今頃それほどの人気も無く、数ある駅弁の中に埋もれていたかもしれません。

ところが、ほぼ同時期に生まれたこれら2つのブランド米ですが、今では生産量で「はえぬき」の方が「どまんなか」を大きく上回ってるんだそうですよ。

「どまんなか」が生産されなくなったら、どうなるんでしょうね。
牛肉どまん中」が「牛肉はえぬき」になったりする日が来ないよう、切に願う次第です。


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