関東で一番、いやもしかしたら日本で一番有名な駅弁と言っても過言ではないかもしれません。
今日は、横浜名物崎陽軒のシウマイ弁当を食べました。
東急東横店の1階で購入したものです。
ココの店舗は一応のれん街の1画ということにはなってますが、チョット分かりにくい外れの片隅にあるんですよね。
ハチ公広場から、従業員通用口がある通路へ入った奥。
ル・パティシエ・タカギのちょうど裏手になります。
【Update(追記)】───
渋谷東急東横店のれん街は地下へ移り、「崎陽軒」の店舗も場所を移動しています。
──────────
東急東横店ではココの他に、地下のフードショーにも店舗があります。
やはり人気のお弁当ならでは、ということなのでしょうかね。
ただ、美味しい駅弁として絶賛する人も多いこのシウマイ弁当ですが、オレが食べた感想としてはそうでもないです。
昔はともかく最近は、デパ地下のお弁当も種類が豊富です。
例えば大丸東京の地下に行けば、そこそこの値段でかなり美味しいお弁当が売られています。
批判を恐れず言わせてもらえば、シウマイ弁当と同額か、より安い値段で、もっと美味しいお弁当を買うことができます。
ですから新幹線で食べたいお弁当を考えたときに、オレの中のランキングでシウマイ弁当は割りと下の方に位置するように思うんですよね。
それでも人気が高いというのは、やはり万人受けするタイプのお弁当だということでしょう。
つまり平均レベルはクリアしてるので、大きくハズレがない、初めて食べてもそれなりに満足できるタイプなんですね。
さて、そんなシウマイ弁当の中身はこんな感じです。
まずは、言うまでもありませんがシウマイが入ってますね、5個。
シューマイでもシュウマイでも焼売でもなく、シウマイ。
崎陽軒の看板商品であり、このシウマイ弁当の主役でもありますが、可も無く不可も無くといったところでしょうか。
蒸したての熱々におよばないのは当然ですが、お弁当のおかずとしてはまずまずですね。
次にマグロの照り焼き。
崎陽軒のWEBページに照り焼きとあったのでそう書きましたが、実際には煮焼きというか煮詰めた煮魚といった感じです。
美味しいのですが、かなり味が濃い目です。
コレと、同じく「煮る系おかず」のタケノコの煮物とは、味がかなりシッカリ染みてて、この2つだけでゴハンを完食できそうです。
残りのおかずをつまみにして、ビールをぐぃとやるか?
あるいは逆に、味付けの濃いマグロとタケノコは清酒や焼酎のつまみに良いかも?
そんな感じですね。
他には、鶏唐揚げ・卵焼き・かまぼこが入ってます。
これらは幕の内系弁当のおかずの定番として、普通に美味しいです。
珍しいのが、乾燥あんずが入ってるトコですね。
デザートといったところでしょうか、締めくくりに美味しく頂きました。
さてそんなシウマイ弁当ですが、実は特筆しておきたいことが1つあります。
ご飯が妙に美味しいんですね。
冷めたご飯てのは、だいたい美味しくないもんです。
ですから、コンビニのお弁当なんかはチンしないと食べられたもんぢゃありませんよ。
でもコレは、なんだか美味しく感じる。
シウマイ弁当なのに、ご飯を褒めるのもどうかと思いますが、どーも美味しい。
調べてみると、崎陽軒のサイトに「蒸気炊飯方式」というやり方で、ご飯を蒸気で炊き上げているとあります。
だから冷めても美味しいご飯なんだそうです。
蒸気で?ゴハンを?炊く?
なんだかよく分かりませんが、普通の炊き方ではないようですね。
とにかく、シウマイよりもご飯の美味しさに感心したシウマイ弁当でした。
あ、それから人気の「ひょうちゃん(醤油入れ)」ですが、シウマイ弁当には付いてません。
以前は付いてたらしいですが、経費削減でしょうか?
今は単品のシウマイには付いてますが、弁当の方は普通のプラスチックのたれびんが使われていますので念のため。