用事で日本橋の方に行ったときに、ランチでお好み焼きを食べました。
お好み焼きを食べたのは、いつ以来だか憶えていないほど久しぶりです。
ここで言うお好み焼きというのは、もちろん、東京で言うところの“広島風”お好み焼きです。
ネイティブ広島人であるオレからすると、お好み焼きと言えば当然“広島風”なのです。
とゆーか“広島風”なんていう言葉自体が蛇足であり、まのぬけた不要な前置きと言っても過言ではないのです。
ただ「お好み焼き」と言えば、それで事足りるわけです。
「“日本風”和食」とか「“北海道風”道産子」とか言いませんよね。
・・・つまり、そーゆーことなんです、ウム。
まぁそれはさておき、行ったのは安産祈願で有名な水天宮のすぐ近くにある「みやこ亭」というお店です。
水天宮前の交差点を交番の前から浜町方向に、新大橋通りに沿って徒歩数分、2つ目の角のあたりにあります。
11:30の開店後、間もなくの入店で、まだ店内にお客さんは誰もいませんでした。
平日は知りませんが、少なくとも土曜日はあまり混雑しないようですね。
夜はいろいろ居酒屋メニューが豊富のようですが、お昼は14時までランチメニュー。
お好み焼きのセットのみです。
でも、なぜかそのセットが
+ウーロン茶
+ウーロン茶+自家製あんみつ
という取り合わせ。
ウーロン茶はともかくとして、なぜに自家製あんみつ?
わざわざ「自家製」と銘うっているから、もちろんメーカー製のものではないのだろうし、おそらく自信作なのでしょう。
すんごく気にはなるのだけれども、お好み焼きにアンミツとゆーのは、なんだか気分じゃない。
そこで、ウーロン茶のセットを注文しました。
ウーロン茶ごときでセットというのも疑問だけれども、お好み焼き単品と考えても値段が安いのでオッケー。
東京でお好み焼きを食べて、¥780円というのは安いですよ。
そして特筆すべきは、イカ天がデフォルトで入ってること。
オレはお好み焼きには、イカ天必須派なのです。
それでいつもならトッピングで追加注文するんですが、ここはその必要無し。
ウ~ム、さすが分かってらっしゃる。
まぁ量は少ないですけれどもね。
それでもランチとは言え、イカ天が入っててこの値段は安い。
惜しむらくは、ランチタイムはどうやらお好み焼きを作り置きしてるみたいなんですよね。
オレは開店すぐの客だったので、注文してから焼き始めたんですが、見てるとオレの注文分以外に何枚も作って、鉄板の端の方に置いていました。
入店のタイミングによっては、キャベツが蒸されてシナシナになってるお好み焼きが当たるかも知れません。
お客さんの入りが多いときは、問題無いんでしょうけれどもね。
食べ方については、すべて皿載せです。
つまり、アツアツを鉄板から直食いしたい人は、他のお店に行くべきでしょう。
でも、なぜかコテは付いてくるんですよね。
皿の上でコテをグリグリやって、お好み焼きを切るわけです。
皿が傷みそうな気もしますが、そのための特注品なのか何なのか、異様にゴツイ皿なんですよね。
だから、気にせずグリグリやってやりました。
お箸は割り箸ではなく、食堂風にプラスチック製のが箸立てに立ててあります。
エコです。
セットのウーロン茶が、でかいグラスで出てきて、飲み切るのに少し苦労しましたが、お好み焼きは美味しく頂きました。
ご馳走様でした。
あ、ちなみに、こだわる人のために付記しておきますが、ソースは「おたふくソース」でしたよ。