スーパーマーケットの催事販売で見つけました、山方永寿堂の「きびだんご」(10個入り税込み410円)です。
岡山名物というと多分いろいろあるんでしょうが、おそらく筆頭にあげられるのが「きび団子」だと思われ。
特に銘菓とか土産物というジャンルに絞れば、「きび団子」をおいて他には無いんじゃないでしょうか。
ところで「きび団子」って普段は食べる機会なんてほぼ無くて、あるとすれば岡山土産として人からもらったりしたとき以外には考えられませんよね。
ですからこれまでの人生で岡山土産をもらったことのない私は、実は「きび団子」を口にするのは初めてなんですが。
今回コレを目にして、「この先も岡山土産をもらう予定が無い以上、今買わなければ一生きび団子を食べるチャンスは訪れないかも知れない!?」という危機感から思わず手に取った次第です。
さてこの桃がデザインされたパッケージですが、地元岡山の「COCHAE(コチャエ)」というグラフィックデザイナーユニットによるものなんだそうで。
サイド部分にも桃太郎のキャラクターのイラストが描かれたりしてて、とてもカワイイ仕上がりになってますよ。
しかも箱を開くと、赤ん坊の桃太郎が登場するという面白仕様。
さらにその内側には海に浮かぶ鬼ヶ島があったりして、桃太郎の物語をそのままパッケージにしたようで楽しいです。
そんな箱の中には、10個の「きびだんご」が密封パックに包まれて入ってます。
パックを開いて中の「きびだんご」を出してみると、これまた個包装にキャラクターが描かれててカワイイ。
これは、箱のサイドにあった桃太郎キャラクターですね。
桃太郎に犬・猿・キジといて赤鬼もいますが、ハテ・・・青鬼だけはいませんね。
とにかくこの5人というか1人と3匹と1鬼のセットが、2組入ってて計10個入りになってますよ。
最後にこの個包装を開くと、ついに「きびだんご」の本体が登場。
500円玉くらいの一口サイズの「きびだんご」ですが、白い生地に粉がまぶされた見た目は団子というよりも餅のような感じですね。
丸ごと一つポンと口に放り込むと、やっぱり餅のようなムニムニした食感。
味はほんのりと甘さがあって、食感も合わせてまるで羽二重餅のようですよ。
柔らかな口当たりと優しい甘味が楽しめて、これは良いですね。
飽きのこない味わいなので、次々と10個全部食べ切ってしまいました。
初体験の「きびだんご」は、きび(原材料を見るときび粉も少しだけ入ってるようです)の味こそ分かりませんでしたがとにかく美味しかったですよ。
記載されてる賞味期限と購入日から計算して、日持ちはだいたい1ヶ月ほどのようです。
やはり岡山を代表とする銘菓と言うべき、間違いの無い一品としてオススメできるかと。