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かつ玄(東京駅キッチンストリート)で「香味塩かつ丼(ヒレ)」を食べた

2010 年 12 月 3 日


金曜の夜はフライデーナイト、今宵は珍しくも東京駅にて版ゴハン。
キッチンストリートで、カツ丼を食べることにしました。

お店は、「かつ玄」という、和幸系列のチェーン店です。
とはいうもののここ東京駅の他には舞浜イクスピアリと羽田にしか無い、全3店舗という微妙にレアなチェーン・トンカツ屋さんです。

【Update(追記)】

和幸系列の「かつ玄」は全店舗を閉店して、現在はありません。

キッチンストリートならではの狭目の店舗で、カウンタ席は奥まった目に付かないところに4席だけあります。
カウンタそのものは広めのつくりなのですが、4人全席埋まるとチョット窮屈に感じるかもしれませんね。

荷物を入れるための、ランドリーバッグ風の荷物入れがあるところは便利です。
さてドッカと椅子に腰掛けて、メニューを開きました。

おっ!ハートランドビールの小瓶があるじゃないですか。
このお気に入りのビールと一緒に、カツ丼をオーダーですね。

ただカツ丼と言っても、そんじょそこらの普通のカツ丼とは違いますよ。
香味塩かつ丼」です、うーん初体験。

ヒレとロースとあったのですが、ヒレを注文しました。
トンカツと言えば完全にロース派のオレですが、今回は塩かつ丼という何だか健康風味のメニューなのでカツもアッサリ系のヒレをチョイスです。

かつ玄の香味塩かつ丼(ヒレ)先に来たハートランドビールをグビリとやりながら、待つことしばし。
やって来ました「香味塩かつ丼(ヒレ)」のお膳が、ドーン!

お膳の上にはデカイ丼の他に、サラダ・香の物・赤だしの味噌汁が乗っています。
そして、何か得体の知れない土瓶が・・・

店員さんの丁寧な説明によるとまずは塩でカツを食べて、次にその土瓶の出汁をかけて茶漬け風にして食べるんだそうです。
・・・えーっ!茶漬け風となっ?

うかつにもオレは、そういうメニューだということに気づかず注文していたのでした。
いや別に、トンカツ茶漬けが嫌いというわけじゃないんですよね。

大昔にトンカツ茶漬けで有名なかの「すずや」で、一度だけ食べたことがあるんですよ。
でもやっぱ揚げ物はサクサク食べるのが本筋だろうという意識が強くありまして、トンカツ茶漬けを食べたのはそれ以来まったく無し。

それがこんなところで、意図せずして相まみえるとは・・・
これを運命と言わずして、何と言おう!

という誰にも共感されそうにない感動を胸に秘めて、早速食べることに。
店員さんの説明どおり、まずは卓上にある大葉入りの塩をつけます。

玄米塩らしく、香ばしさの香る塩です。
ここで要注意なんですが、塩はダイレクトにカツの上にかけるのではなく小皿等に入れて少しずつつけて食べるようにするのが吉です。

さて大き目の丼の割に小さめのカツをつまんで、塩をつけて一口。
ウム!いつものソースがけとは違って(当たり前)、アッサリ風味で意外に美味しいです。

そうしてサクサクと半分食べたら、今度はいよいよお待ちかねのトンカツ茶漬けの始まりですよ。
土瓶の出汁をトポトポと、丼へ注ぎ入れます。

カツが乗っているもののお茶漬けですから、出汁はタップリ目に入れるのが良いでしょうね。
さてここで先に言いました、塩は小皿に入れるのが吉というコツが効いてくるわけです。

つまりカツにかけるようにすると、それがこぼれて余計な塩分が丼に入ってしまうんですね(その辺上手くやるという方は別として)。
ここでかける出汁自体は薄味なんですが、丼のご飯の上に餡状のタレのようなものがかかってるんですよね。

つまりこのタレが出汁にとけて良い具合の味付けになるんですが、余計な塩が追加されると若干塩分濃い目なってしまうんです。
その辺り気をつけて、味が弱いと感じたら卓上の塩を追加するなどして調整しましょう。

さて、それでは何年ぶりかのトンカツ茶漬けをばサラサラと。
おぉ、なかなか美味いではないか。

もちろん、カツのサクサク感は無くなってしまいます。
でも肉の旨味や油のコクといったトンカツの良さが、茶漬けという異分野の中で変わった風味の味わいを展開しています。

かつて「すずや」で食べたトンカツ茶漬けの味はスッカリ忘れてしまいましたが、これがトンカツ茶漬けと言うものなら十分ありですね。
ご飯が出汁を吸って柔らかくならない内に、サラサラッと美味しく一気に食べてしまいました。

箸休めのキャベツとカブだか大根だかのサラダも、ノンオイルの醤油系ドレッシングを使っているようでそこらも気持ち健康志向です。
もちろんトンカツ屋に入るくらいだから多少の油は元々欲しているわけですが、まぁこういう油抑えめ的なメニューも悪くないですね。

最後にシジミ入りの赤だし味噌汁でしめて、肝臓にも優しくご馳走様でした。
また同じメニューで、再来店しても良いかなと思ったお店でした。


コチラの記事もどうぞ!

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