じんだんでシュー。
タラちゃんでしゅー!
・・・みたいな?
なんかふざけたような名前ですが、シュークリームです。
デパートの催事で買ってきました。
販売元のじんだん本舗大江というのは、山形のお菓子屋さんです。
さて、それでは「じんだん」というのは何か?
枝豆をすり潰したもののことなんですね。
「じんだん」よりも「ずんだ」と言うと、聞き覚えがあるのではないでしょうか。
仙台を中心として、関東地方にも店舗展開している「ずんだ茶寮」というお店があります。
このお店によって、ずんだという言葉が広められたようですね。
語源として一説によると、「豆を打つ」→「豆打(ずだ)」から、「ずんだ(づんだ)・じんだ・じんだん」と言われるようになったとのこと。
他に「ぬた」と言う地域もあるそうですが、山形では「じんだん」と言うのが割と一般的なんだそうですよ。
そのじんだんを使ったシュークリームが、この「じんだんでシュー」です。
中のクリームが薄い緑色をしています。
このクリームの中に、じんだんがふんだんに使われています(韻をふんでてラップ風だyo!)。
シューの部分は、上が固めのクッキー生地になってます。
このクッキーあたりが、ややしんなりしてしまっていながらも、けっこう美味しいです。
クリームの甘味が少し強いように感じますが、それでも割とアッサリと感じられる甘さです。
甘さの中に、豆の風味がフンワリ香ります。
豆が完全にペーストにされていないので、クリームの中に小さな粒々が残っています。
じんだんが多く使われているせいか、全体に少しキメの粗さを感じるクリームの舌触りが面白いです。
パッケージにもあるように、だだちゃ豆も使われているそうですよ。
だだちゃ豆というのは、枝豆の中でも特に美味しい品種として有名ですね。