先週食べた「ぶりかまステーキ弁当」が美味しかったもんで、味をしめてまた「源」の駅弁を買ってきましたよ。
今回は「源」の定番中の定番、言わずと知れた「ますのすし」(税込み1,400円)です。
「ぶりかまステーキ弁当」のときと同じく、新宿の京王百貨店の中2階にあるお弁当売り場で見つけました。
東京駅の駅弁売り場や催事などでよく目にしてたんですが、実は食べるのは今回が初めてでして。
なにしろ「源」は「ますのすし本舗」というくらいですから、「ますのすし」を一度くらいは食べてみなきゃなというわけです。
見慣れたワイルドなマスの絵が描かれた紙箱を開くと、中から木製のわっぱに入った「ますのすし」。
直径が17cmほどのまるで寿司桶のようにまん丸な弁当で、ゴム輪でとめられた上下4本の竹の棒でフタがギュギュッと押さえられてますよ。
フタを取ると、中の寿司は笹の葉にくるまれてますね。
かなり密着したこの笹を苦労して剥がすと、ようやく「ますのすし」本体登場。
割り箸と一緒にプラスチック製のナイフが付いてるんで、これで切り分けて食べるという手順になるんでしょう。
コレがまたけっこう面倒な作業でして、今回はウチで食べるからいいんですが。
旅行中に列車の座席でやるとなると、わっぱの弁当箱や竹の棒などのゴミの始末も含めてナカナカ大変そうですね。
ともかく、ピザのように切り分けた「ますのすし」を笹の葉っぱからひっぺがして口へ。
思ったより酢飯の酸味も弱めで、マスのほうも合わせてかなり薄口の味わいですね。
これだけでもまずまず美味しいんですが、オレはもう少し味付けが欲しくて醤油をつけて食べましたよ。
薄べったい寿司なんで最初は量が少ないかなと思ったんですが、食べてみると意外にボリュームがありまして。
全部食べきると、かなりの満腹感を得られましたね。
調べてみるとサイズの小さいミニタイプのものもあるようで、次回はできたら小さい方を食べてみたいと思いました。
驚いたことに楽天に「源」のサイトがあって、そちらからネット通販でお取り寄せもできるようで。
なにしろ100年の歴史を誇る駅弁ですから、駅や催事や通販などで機会がありましたらお試しアレ。