先週の土曜に、丸の内iiyo!!(イーヨ!!)の寅福でランチをとったことは以前記事にしました。
その後にコーヒーを飲もうと同じくiiyo!!(イーヨ!!)の別の店にも行ったんですが、せっかくなのでそちらの様子も記事にしておきます。
寅福でウーロンハイと焼き魚定食で満足した後、さてコーヒーでも飲んで一息つこうかと同じビルの地下から1階に上がってみたんですね。
地下にもタリーズ・コーヒーがあったんですが、タリーズはほかで何度も行ったことがあるので今回は別の店に入ってみようかと。
向かったのは、メゾンカイザー・カフェというレストラン・カフェです。
クロワッサンを代表として美味しいパンで有名な、あのメゾンカイザーのカフェ業態の店なんですね。
エスカレータを上がって、ビルの中から入り口を探したんですが見当たりません。
うーん・・・と迷いながら小降りになった雨の中を外に出てみると、ありました。
ビルの外側にしか入り口が無いんですね、今日みたいな雨降りの日は不便だな。
とか思いながら、中をのぞいてみます。
外に面した壁が大きなガラス張りになってて中が見えるんですが、9割くらいの席が埋まっててけっこう賑わってる様子。
まーとりあえず、入ってみることに。
入り口を入ると、すぐの正面でパンなどを販売しています。
でも町の小さなケーキ屋にある程度の小ぶりなショーケースにパンが並んでて、品揃えは限られてるようですね。
今日はパンを買うつもりは無いので、とにかくすぐ横のカフェスペースのほうへ。
現れた店員さんに「コーヒーは飲めますか」と聞くと、「ハイ、どうぞ」とのことで奥へ入りました。
2人がけの小さなテーブルの席に案内されて、「こちらがコーヒーになります」と指で示しながら店員さんが手渡してくれたメニュー。
一緒に甘いものでもと思って見たのですが、その類はタルト・セット(850円)しか無いようです。
タルトはあまり好みじゃないのですが、まーいーか。
「カフェ・ラテをタルト・セットでください」と注文。
ホッと落ちついて周りを見回すと、店内の女性率の高さに気がつきました。
つか男の1人客って、見たところオレだけじゃん・・・ビミョウに場違い感。
しかも両隣の女性グループがなぜか同時に、「年下の男」についての議論を始めました。
うーん、ナゼ無関係の2つのグループが同時に同じ話題で会話を始めたのか・・・場違い感と共に異世界感まで感じてきましたよ。
でも店内全体がそんな女子会状態なので、それら各テーブルの話し声も、だんだんと雑踏のノイズのように聴こえてきました。
たくさんの会話が入り混じって、もうどこで何を話しているかも分からない感じです。
何だかちょっとボンヤリしてきて、曇天で寒々とした外を眺めました。
天気がよければ日の光がさして気持ちの良いカフェスペースなんだろうなーとか思っていると、待ってましたタルト・セット登場。
タルトはベリー系のようで大きさもまずまずですね、でもカフェ・ラテのほうは思ったよりカップが小さいかな。
それより、何だ?この丸いのは。
カップに添えられたティースプーンの上に、小さな狐色の丸い物体が乗っかってるんですよね。
砂糖かな?とか思ったんですが、砂糖はテーブル上にスティック・タイプのが備え付けになっています。
うーん・・・とチョット悩んだあげく、けっきょく分からないのでエイッ!と口に放り込みました。
はて?柔らかな食感と甘い風味・・・これはパンのようですよ、いやケーキのようでもある。
よく分からないんですが、さすが有名なブーランジェリーのメゾンカイザーです。
こういうオマケが、コーヒーに付いてたりするんですね。
さて何だか分からないものを味わった後、カフェ・ラテをすすります。
やや泡立ちが多過ぎるような気もしますが、味は標準的で美味しいです。
つづいて、タルト。
テーブルのカトラリーバスケットをのぞくと、フォークは食事用の大きなものしか入ってません。
まいっか、とこれをつかんでタルトにガッシ!と突き立てます。
底のクッキー生地のところが固くてフォークの邪魔をしますが、力を入れてエイッとそれを割って何とか一口分を分断。
思った以上に力作業なので、やっぱフォークは大きくてよかったです。
でもこういう作業が必要という点が、タルトが苦手な原因なんですよねー何かめんどくさいっつーか。
とにかく、一口パクリ。
ウン美味い、甘酸っぱいベリーの味が広がりますね。
後はもう無心に、タルトをフォークでガッシと割っては食べるという作業に没頭しました。
パクパクと食べきってホッと一息、あー美味しかった。
そういえばさっき店員さんがバスケットのパンを配って回ってたけれども、あれはランチのサービスなのかな。
きっとランチで、パンが食べ放題のサービスをやってるんでしょう。
でももう3時をとっくに回った頃合なのに、まだランチのパンを配ってるんですね。
やるな、メゾンカイザー。
いつか晴れた日に、今度はランチを食べに寄ってみたいな。
そんなことを思いながらカフェ・ラテを飲み干して、昼の女子会でにぎわう店を後にしました。