スーパーマーケットの催事販売で買いました、北海道は「六花亭」の「サクサクカプチーノ 霜だたみ」(5個入り税込み680円)です。
商品名の「霜だたみ」というのは、
初霜が降りた朝、地面を踏みしめた時のあの音、あの感触。
パイを食べた瞬間の「サクッ」とした食感とイメージを重ね、『霜だたみ』と名付けました。
サクサクに焼き上げたチョコレートパイで当社特製モカホワイトチョコクリームをサンドしています。
とのことでして。
とても情緒を感じさせるネーミングですが、つまりはパイサンドなんですね。
「モカホワイトチョコクリーム」をはさんであるようなので、コーヒーが合うかな?と用意して早速食べてみることに。
紙包みをといて箱を開けてみると、中身はこんな感じ。
モノクロの包みと同様に箱の方も簡素なデザインになってまして、中には1つずつ個包装になった「霜だたみ」が5個並んでますよ。
個包装もシンプルな印象ですが、これらはヤッパリ冬の色を失うような朝の寒さや静かさをイメージしたものなんでしょうかね。
さて本体の「霜だたみ」は、こんな様子のコーヒー色をしたパイ菓子で。
パイ生地の表面には、砂糖がかかってます。
この砂糖に光が当たってキラキラして見えるところがまた、朝日に照らされて輝く霜をイメージさせますね。
大きさは8cm×4cmほどで、厚みが2cmくらい。
手のひらに握ったら、チョットはみ出る程度のサイズ感でしょうか。
簡単にはがれたのでパイを取ってみると、中にタップリ入ってるクリームが確認できましたが。
クリームも生地同様に、コーヒー色をしてます。
とにかく一つ食べてみると、「サクサクカプチーノ」という名前のとおりのサクサク感。
まぁパイなんで、サクサクしてるのは当然といえば当然なんですが。
といっても固いサクサクじゃなくて、ほんわりとしたサクサクなんですね。
買ってからしばらく経ってて賞味期限が近いのもあって、クリームの水分・油分が生地のほうに移ったせいなのかもしれませんが。
サクリとした歯応えの後、すぐにフワッと口の中でクリームと一緒にパイが溶けていくような食感。
完全に凍ってて靴の下でザクッと音を立てるような霜じゃなくて、既に朝日を浴びて少しばかり溶け始めている霜といったところでしょうか。
そして間に挟まれたクリームは、甘さ控えめでビターなコーヒーの味わい。
パイには砂糖がかかってますがクリームのホロ苦いフレーバーと調和して、全体としては甘過ぎない大人のテイスト。
その口当たりといいホンノリ香るバターや洋酒の風味といい、とても上品な美味しさを感じさせますよ。
記載されてる賞味期限と購入日から計算して、日持ちはあまり長くなくて10日ほどのようです。
とはいえ冬の北の大地を思わせる、オシャレな雰囲気のある北海道土産としてオススメできる一品ではないかと。