阿佐ヶ谷の、イトーヨーカドーというスーパーマーケットの催事で買ってきました。
山梨で120年以上続く菓子メーカー「株式会社桔梗屋(ききょうや)」の、看板商品「桔梗信玄餅」(8個入り税込み1,234円)です。
山梨銘菓の「信玄餅」というと、「金精軒」と「株式会社桔梗屋」の2つのメーカーの品がありまして。
正確には「信玄餅」は「金精軒」の商品で、「株式会社桔梗屋」のほうは「桔梗信玄餅」という商品名になるんですが。
どちらかと言うと、今回買ったこの「桔梗信玄餅」のほうが有名なような気がしますね。
キキョウ模様の不織布の巾着袋の中に、「桔梗信玄餅」が8個入ってまして。
それぞれビニールに包まれて、楊枝と別添えの黒蜜が1つずつが付いてますよ。
食べる際に黄な粉が飛び散って食べにくいことで有名ですが、「桔梗屋」が提案する食べ方が以下のように4種類あるそうで。
1.容器に3切れ入っているお餅の1つを持ち上げて、空いた場所に入れた黒蜜と黄な粉と混ぜながら餅につけて食べる。
2.楊枝を使って黄な粉を餅の下に押しやってから、その上に黒蜜をかけて食べる。
3.広げたビニールの包みに餅を取り出して、空いた容器の中に入れた黒蜜と黄な粉を混ぜて餅につけながら食べる。
4.広げたビニールの包みに容器の中身をすべて取り出してから黒蜜をかけ、それらをビニールで包みながらよくもんで全体を混ぜ合わせてから食べる。
これらの中では1、が最も定番的な食べ方で、4.は最近話題になった食べ方のようですが。
どの方法にしても食べ終わってテーブルをよく見ると、結局のところ黄な粉がこぼれてたりするんですよね。
というわけで今回は万全を期して、お皿の上に全部あけてから食べることにしましたよ。
ビニールの包みの中にも容器から黄な粉がこぼれてますから、その包みを開けるところから既に注意深くする必要があります。
用心しながら皿に盛ったお餅と黄な粉の上に、たれびんの黒蜜をタップリとかけまして。
楊枝を使って、黄な粉と黒蜜をまぶした餅を1つ早速パクリ。
香ばしい黄な粉の風味と、黒蜜の濃厚で独特な甘さが口の中一杯に広がります。
餅はムッチリとした歯応えを感じさせ、その口当たりが楽しいです。
1つの容器の中に餅が3つしか入ってないのが、残念に感じられる美味しさですよ。
毎回食べ難いなと思いつつ、この美味しさのせいでつい手が出てしまうんですよね。
賞味期限は4/18になってますから、日持ちは10日ほどのようです。
今回のような催事販売などで見かける機会などありましたら、手に取ってみてはいかがかと。