これも今月の始めに、スーパーマーケットの催事販売で買ったものなんですが。
前回の記事の「博多よかいも とっとーと。」と同じく「如水庵」の品で、「筑紫もち」(6個入り税込み720円)です。
これは以前記事にしたこともある「桔梗屋」の「桔梗信玄餅」のソックリ商品でして。
“似たもの菓子”として、食べ比べ記事が書かれることも多いんですよ。
今回は6個入った箱入りが売られてまして、オレもどれくらいソックリなのか確かめてみようと買ってみた次第。
箱の中は「筑紫もち」が3個ずつで、1つの密封パッケージになってますね。
「桔梗信玄餅」は一つ一つがビニールで風呂敷包みになってましたが、「筑紫もち」のほうは薄い和紙で包まれてます。
サイズは縦横が6cm×4cm、高さが3cmほどといったところで。
大きさとしては「桔梗信玄餅」よりもやや小ぶりな印象ですが、楊枝と黒蜜が添えられているところは同様ですね。
ただ「桔梗信玄餅」ではタレビンに入ってた黒蜜が、「筑紫もち」ではアルミ状の袋に入ってますよ。
さっそく食べようと、きな粉が飛ばないように用心深く楊枝で餅をつついたんですが。
どうやら「桔梗信玄餅」ほど注意して食べなくても、まわりを粉で汚す心配は少ないようです。
というのも入ってるきな粉の量が、大げさなくらい大量な「桔梗信玄餅」ほど多くはないんですね。
きな粉は好きなので多く入ってるのは嬉しいんですが、食べ易さから言うと「筑紫もち」のこのくらいの量のほうが良さそうです。
そして餅自体も粘着性があまり強くなくて、楊枝で割と簡単に取り出せるんですよ。
「桔梗信玄餅」は餅同士がくっついて、1つ取り出すのにナカナカ苦労しましたからね。
というわけで楊枝で餅を良い具合にほぐしてから、袋に入った黒蜜をかけました。
「筑紫もち」の黒蜜はややサラッとした感じで、色も少し透明がかったブラウン色をしています。
食べた味わいも、見た目同様アッサリめですね。
「桔梗信玄餅」の真っ黒でネットリした味わいに比べると、黒糖の風味はいくらか弱いように感じられますよ。
というように「桔梗信玄餅」と比較するといろいろ違いがあったりしますが、それはそれとしまして。
「筑紫もち」は「筑紫もち」としてきな粉の風味や黒蜜の甘さ、そして餅のムッチリした口当たりは十分に美味しいものです。
どちらが良い悪いではなく、アッサリめが好みの人は「筑紫もち」を選ぶと良いかなという感じですね。
賞味期限は6/22になってますから、日持ちは3週間くらいでしょうか。
信玄餅好きの人なら、一度は試しに食べてみることをオススメしますよ。