銀座三越の菓遊庵で購入した、徳太樓のきんつばです。
徳太樓というのは浅草にある老舗の和菓子屋さんだそうです。
最初うろ憶えで「徳太郎」でネット検索してみたら、あまり情報が無くて
「無名の人気の無い店なのかな?」
と思ったら間違えてましたぁぁ~。
しかも、包装紙の記載を見て
「郎じゃなくて難しい字のほうのロウなんだな」
と思ってさらに「徳太楼」で調べたりしてました。
「徳太郎」でも「徳太楼」でもなくて、「徳太樓」が正解なんですね。
店名も難しいですが、店のある場所も人通りが多い所から外れた、少し分かり難い所にあるらしいですよ。
初めて行くときにはシッカリ地図で確認してから行くようにしましょう。
さて、実は「きんつば」というものを食べるのは、今回が初めてだったんですよね。
でも初体験がこの徳太樓のきんつばで、正解だったようです。
きんつばっていうのは、言ってみればただの餡子のかたまりです。
粒餡に寒天等を少し入れて四角い形にし、回りに水で溶いた小麦粉をつけて軽く焼いたものです。
ですから非常にシンプルで、ベーシックな和菓子なんですね。
それだけに味にゴマカシがきかず、良し悪しがハッキリと分かり易いんでしょう。
この徳太樓のきんつばは、ズバリ美味しいです。
餡子の美味しさというものを素直に味わうことができるといった印象ですね。
甘さは、くどみが無くて控え目な感じです。
お店の売り文句や巷の評判では、「上品な」という表現が多いですね。
オレの受けたイメージだと、上品というよりも「素朴な」感じでした。
サイズは4cm弱です。
オレはきんつば初体験だったので分からないのですが、通常よりも小ぶりだそうです。
でも、このくらいの大きさがベストのような気がしますよ。
食べやすくて、ついつい手がのびてしまいます。
6個入りの包みを買ったのですが、一気に全部食べてしまいました。
日持ちは購入日から3日なので、東京土産や手土産にも好適ですね。
餡子好きの人には、是非一度食べてもらいたい一品です。