前回の記事で渋谷ヒカリエの村上でわらび餅と葛まんじゅうを買ったことを書きましたが、そのときに一緒に買ってたものなんですがね。
金沢に本店のある和菓子屋村上の、黒糖ふくさ餅・抹茶ふくさ餅(各190円)と抹茶あんころ餅(400円)です。
どうやらふくさ餅と言えば、村上の看板商品の一つらしいですね。
黒糖のほうは定番で、抹茶のほうは季節商品とのこと。
1つから小売しているので、それぞれ1つずつ買ってみましたよ。
密閉個包装の袋に入ってるので、1つでも手軽に買いやすくて良いです。
まず袋から中身を取り出して、ナイフで2つに切ってみました。
断面を見ると、中に餡子と求肥餅が入ってる様子が分かります。
つまりこれは求肥餅を細長く伸ばして餡でくるみ、それをさらにどら焼きの皮で巻いたって感じのようです。
しかも、どら焼きの皮は裏返し。
と言うのは外に巻いてある皮は、よく見ると焼き色がついた面が内側になってるんですよ。
反対側の気泡でプチプチと穴が開いて焼き色のついていない面が、外側になってるんですね。
そのため食べてみると、口当たりがチョット変わった感じがします。
粗目のスポンジのような、フンワリした食感を狙ったんでしょうね。
ただそのせいじゃないかと思うんですが、少しだけシットリ感に欠けるような気がします。
スポンジのような面が外になってるんで、水分が抜けやすいんじゃないでしょうかね。
それから抹茶のほうは中の餡が抹茶餡でしたが、どうも抹茶風味はそれほどではないように感じられました。
それでもオレはこの手の餅入り和菓子は好物なので、黒糖も抹茶もどちらも美味しく食べましたがね。
さて残るは、抹茶あんころ餅です。
これも通常の小豆餡のあんころ餅が元々あって、抹茶あんころ餅のほうは季節限定品らしいですよ。
箱を開くと密封パッケージの中に、抹茶色のあんころ餅が6個並んでます。
楊枝が付いてるところが、気が利いてて嬉しいですね。
1つナイフで割ってみたんですが、中の餅が柔らかくて上手く切れませんでしたよ。
つぶれかけですが断面を見ると、餅を抹茶餡で包んであるのが分かります。
大きさは直径3cmほどで、ポンと口に入れて一口で食べられるサイズです。
まーいわゆるオーソドックスなあんころ餅ってヤツの、抹茶餡タイプなんでしょうね。
楊枝で突き刺して、パクパクッとアッという間に食べてしまいましたよ。
やはり抹茶の風味はあまりしませんが、普通に美味しい餡団子って感じですね。
どちらも10日ほど日持ちがするので、買って帰って急いで食べなくても大丈夫なところが良いです。
他の生菓子と一緒に買って、ちょっと試してみるのも良いんじゃないでしょうかね。