先日、新年に似つかわしい甘いものでも無いかと新宿に行きまして。
タカシマヤの地下にある“銘菓百選”という、全国の美味しいお菓子を集めたコーナーに足を運んだ際に見つけました。
福岡に本店を持つ和菓子屋「石村萬盛堂」の、「あまおう苺みるく鶴乃子」(6個入り税込み540円)です。
新年とは特に関係無いとはいえ、オレの好きな「鶴乃子」ですから当然ながら手に取った次第。
「石村萬盛堂」の看板商品の一つである「鶴乃子」ですが、オリジナルのほかにも季節限定で何種類かのバリエーションが発売されてまして。
オレもこれまでに「濃い茶おぐら鶴乃子」や「さくら餡入り鶴乃子」なんかを食べたことがありますが、この「あまおう苺みるく鶴乃子」そのシリーズの冬季限定の一品なんですね。
ピンクの箱に苺のイラストや写真をあしらったパッケージには、
福岡県名産のあまおう苺を使用した甘酸っぱい餡を、練乳を練り込んだやわらかい生地で包み込みました。苺の酸味と練乳のやさしい甘さが出会ったこの時期だけの鶴乃子です。
と書かれていますよ。
箱を開けると中には、キャラメル包みで個包装になった鶴乃子が並んでまして。
さて包みを開くと、中身は小さなレモンケーキのような形状。
サイズはゴルフボールを2つに割ったよりも少し大きいくらいでしょうか、けっこう小さめです。
色は、パッケージ同様にピンク色でして。
ナイフを入れて2つに割ってみると、中にはパッケージの記載どおり苺餡が入っているのが分かりますよ。
早速食べてみると、フワッフワの口当たりと甘い練乳と苺の風味が感じられます。
「鶴乃子」っていうのはマシュマロに餡を入れたお菓子でして、マシュマロ生地は柔らかな歯応えの後ですぐに口の中で溶けていきますね。
そして後口に、優しい甘さの苺ミルクの味わいを残していくといった印象。
これまで食べたことのある「鶴乃子」のシリーズはどれも美味しかったですが、これも同様に美味しくて気に入りましたよ。
賞味期限を見ると、日持ちは購入日から1週間程のようです。
マシュマロ好きの人には、是非食べてみてもらいたい一品かと。
冬場だけの限定品ですが、九州土産としてもオススメですね。