明けまして、おめでとうございます。
去年は仕事環境や生活が激変しまして、街中に見物に出かけたり美味しいモノを食べに行ったり、目新しい甘いモノを探したりするような余裕が無くなりまして。
ブログの記事の更新もナカナカできず、いろいろと思うようにならない毎日が続いているのですが。
2018年を迎えるにあたって、さすがに何かそれらしいモノを手に入れたいものだと、久しぶりに新宿をウロついてみたんですね。
その成果として、新宿のタカシマヤの地下にある“銘菓百選”という全国の美味しいお菓子を集めたコーナーで、新年にふさわしいお菓子を見つけました。
京都に本店を持つ「俵屋吉富」の、「干支まんじゅう<いぬ>」(5個入り税込み1,080円)です。
「俵屋吉富」は創業が江戸時代の1755年とのことで、260年以上続く老舗中の老舗の和菓子屋らしいですよ。
パッケージはシックな黒い箱に、可愛い犬のイラストと大きく「いぬ」の字の書かれた帯紙がかかってます。
早速その箱を開くと、中には個包装になった饅頭が並んでまして。
個包装にも同じくポップな犬のイラストが描かれているところが、老舗の和菓子屋らしからぬ今風な印象を与えますね。
さらに中身の饅頭自体も、実はイラストと同じ犬の形をしてまして。
見た目にも可愛らしい、楽しい和菓子になってますよ。
このお饅頭は桃山でして、ナイフを入れて2つに割ってみると中に白餡が入っているのが分かります。
さて一口食べてみると、表面の薄い生地はホロリとほどけて、上品な甘さの餡子が舌の上で溶けていきます。
最近は現代人の口に合いやすいように、和菓子にもミルキーな風味などの洋風テイストを取り入れることが多いですが。
コレは、さすがに老舗の和菓子屋の桃山といった味わいで、オーソドックスな白餡の美味しさが堪能できますよ。
アッサリめながらも、優しくコクのある甘さが良いですね。
お正月のお茶請けとして、ふさわしいお饅頭と言えるでしょう。
もちろん、チョットしたお年賀としても最適な一品かと。
箱に記載された賞味期限によると、3週間ほどは日持ちするようです。
「俵屋吉富」はこの「干支まんじゅう」を毎年12月の中頃から1月の第1週くらいまで販売しているらしいので、機会がありましたら是非。
というわけで、本年もよろしくお願い致します!