Mr.Musipan(ミスタームシパン)は、高円寺に今年の5月末にできた蒸しパンの専門店です。
JR高円寺駅と丸の内線新高円寺駅を南北に結ぶ、ルック商店街の南寄りの方にあります。
【Update(追記)】───
高円寺のMr.Musipanの店舗は閉店して、現在はありません。
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JRよりも丸の内線からのほうが、ずっと近いですね。
小さい店なので見逃してしまいそうですが、向かいにある三平ストアを目印にすると分かり易いでしょう。
ずっと気になってたのですが、オープンから約半年経ってようやく足を運んでみることにしました。
蒸しパンは、嫌いじゃないんですよね~ただあの紙が・・・
蒸しパンってだいたい紙の器に入ってるじゃないですか、ほら周りがギザギザの紙の器。
あれをベロンと剥がすと、紙にへばり付いたパン生地が一緒に剥がれませんか?
えーっと、つまりアレがなんか嫌。
べったりとパンが付いた紙をそのまま捨てると、食べ物を粗末にしてるような感じで気が引ける。
かと言って、それをコソゲ取るのも面倒だ。
同じ理由でマフィンとかカップケーキなんかも、買うのに二の足を踏んでしまうんですよね。
細か過ぎますか?そーですか。
人として器が小さいと、言ふならば言へ。
弁当のフタに付いた米粒も、全部取って食べる男ですが何か?
それはともかく、お店はホント小さいです。
ウナギも寝床にできないくらい。
ドアを開けると、3畳ほどの売り場の両サイドに小さな作りの棚。
そこに10数種類の蒸しパンが、1つずつビニール袋に入って並んでます。
お客さんが4・5人も入れば、手狭な感じ。
外から中が見えるので、すいてる時に入るのがおすすめですね。
突き当たりにレジがあって、その奥では商品を蒸してるようです。
小さいですが可愛い造りの店舗は、こないだ記事にした「はらドーナッツ」と似てるかな。
さて、数ある種類の中から今回チョイスしたのは次の4種類です。
ミスターココア
ミスターグリーン
オレンジチョコ
キャラメルコーヒー
賞味期限とか書いてありませんが、一応購入当日に食べたほうが良いとのこと。
買って帰って、早速食べることにしました。
さぁいよいよ、蒸しパンの例の紙を剥がす瞬間がやってきました。
ペロリン・・・
おぉぉぉっ!
キレイに剥がれました、紙にはパンのかけら一つ付いていません。
なんか感動、とにかく感動。
変に上がったテンションで、パクパク蒸しパンを食べました。
「ミスターココア」と「ミスターグリーン」は、プレーンな生地にそれぞれココアと抹茶のフレーバ。
風味付けはあまり強くありませんが、美味しいです。
特に抹茶の風味は弱いように感じられるでしょうが、普通に蒸すと加熱でとんでしまうんですよね。
蒸しパンでこのくらいなら、合格点だと思います。
「オレンジチョコ」はトッピングにオレンジピール、中にはチョコクリームが入ってます。
そして「キャラメルコーヒー」の中は、コーヒー風味のキャラメルクリームです。
どちらも甘々で、美味しいですね。
特にキャラメルクリームは、濃厚な甘さで好みです。
他に甘くない惣菜タイプの蒸しパンもあったのですが、どうも蒸しパンと言えば甘いものという固定観念がありまして。
いつかキンピラ味やカレー味なんてのにも、挑戦してみたいと思います。
パン生地につきましては誰もが「フンワリモッチリ」と言うでしょうが、オレに言わせるならば「フンワリモッチリ」です。
・・・同じぢゃん。
いゃもーそれ以外に言い様が無いというか、表現を思いつかないオレでゴメンなさい
普通に菓子パンで売られてる蒸しパンよりも、やや固めといった感じでしょうか?
カロリーは、プレーンのでだいたい120kcal程度だそうです。
その辺が気になる方は、プレーン系のか惣菜系のを選ぶのが良いでしょう。
生地には玉子や乳製品は使用していないそうなので、そういったもののアレルギーの人には良いですね。
その他の原材料にもこだわりがあるそうなのですが、創業者がいわゆる食品のブランド志向に否定的な考えがあって、敢えてそれらの情報は公開していないそうです。
うーん・・・市井の小さなパン屋さんがそういう考えだったりするのなら、まぁ納得という感じですけれどもね。
既にチェーン化もしてる、ほとんど企業レベルの店ですから。
詳細な情報を公開するのが、消費者からしても信頼できて嬉しいと感じるのですがいかがでしょうか?
ブランド志向とかじゃなくて間違いの無い商品を提供している証として、原材料についても情報開示をして欲しいもんです。
まぁとりあえず今のところは信頼して、これからも通ってみようかなと思います。
余ったのはジップロックに入れて冷凍庫で凍らせれば日持ちがしそうですから、それを解凍して明日は朝食にしてみる予定です。