オレの好物の一つに、以前記事にもしたヤタローの治一郎のバームクーヘンがあります。
これまた極めつきに柔らかな食感のバウムで、美味しいんですよね。
ヤタローは静岡に本店があって、関東では川崎にお店があるんですがなかなか行く機会がありません。
たまに都内で期間限定販売とかやってたら買ってるんですが、今日は渋谷の東急東横店に出店中との情報入手。
早速仕事帰りに寄ったんですが、残念ながらバウムクーヘンは売り切れ。
ウヌヌ遅れをとったか不覚っ、仕方が無いので今回はラスクを買って帰りました。
その名も、「楽寿久房」。
「らすくぼう」と読むそうで、ヤタローでもバウムに並ぶ人気商品らしいですよ。
変わった名前ですが、「"楽"しく幸せ("寿")に末永く("久")食べてもらいたい」といったような思いを込めたものなんだそうです。
じゃあ「房」は何?って気もしますが、まーそれは考えない方向で。
【Update(追記)】
ヤタローの「楽寿久房」は販売を終了しましたが、現在は内容を一新して「治一郎のラスク」の名前のラスクが販売されています。
とにかく今回買った楽寿久房は、定番と思われる「ハニー」「チョコ」「ごま」の3種とそれから冬季限定の「とりぷるショコラら・す・く」です。
男が「ら・す・く」とか書いて何それ可愛いつもりかキモイとか思われそうですが、実際そういう名前なんですからご了承くださいねウフフッ。
贈答用の化粧箱入りのものもありますが、今回は自宅用なので簡易パッケージ版。
それでも口のところを綺麗な紐で結んであったりリボンがついてたり、なかなか上等そうに見えてコレでもそのまま贈り物にできそうな外観です。
中身はそれぞれ1枚ずつ個包装になってて、「ハニー」「チョコ」「ゴマ」はそれぞれ8枚入りで「とりぷるショコラ」は4枚入りです。
順にそれぞれ、食べてみることにしましょう。
まずは、「ハニー」から。
これは、蜂蜜入りバターをぬって焼き上げたラスクだそうです。
普通のラスクよりも、やや薄めの楽寿久房は食感が軽くて食べやすいんですね。
この硬過ぎずやわらか過ぎずの軽い口当たりは、生地の薄さだけではなく国産小麦を使った独自の配合にも秘密があるとのこと。
そして味わいは、比較的アッサリしています。
グラニュー糖のほかに和三盆糖を使っているとのことで、程よい甘さはそのせいかも知れません。
続いて、「チョコ」です。
よくあるラスクのチョコ味はチョコレートでラスクをコーティングしたものが多いですが、これは生地自体にチョコが練りこんであります。
つまりラスクの元になるパンを作るところから、チョコ風味にしてあるんですね。
しかもその上に、チョコ入りバターを塗って焼いてあるのだそうです。
コーティング・タイプも好きですが、こういうのもまさにチョコ・ラスクって感じで良いです。
しっかりしたチョコの風味が、ラスクと調和して楽しめますよ。
次は、「ごま」。
これは、見るからにゴマが入っているのが確認できます。
もちろん、パンを作るところからゴマを練りこんであるとのこと。
さらにすりゴマ入りのバターを塗ったそうで、かなり念の入ったゴマの味付けですね。
食べてみるとゴマの風味がかなり強くて、和風な味わいですよ。
そのせいで何となくラスクとは別のものを食べてるような気がしないでもないですが、なかなか美味しいのでこういうのもありでしょう。
最後に、「とりぷるショコラら・す・く」。
これは冬の間の限定商品なので、そろそろ販売終了でしょうか。
前記「チョコ」味のさらに、グレードアップ・バージョンって感じですね。
見かけからして、チョコレート満載な感じがしますよ。
これは基本は「チョコ」味の楽寿久房と同じなんですが、そこからさらにチョコレートをしみこませてあります。
そしてそれだけではなく、表面にもチョコクランチをたっぷりコーティングしてあるんですよね。
なんかもー、チョコラスクと言える領域を越えてますね。
食べてみても、ラスクと言うよりもまさに「チョコレート!」って感じです。
なんてゆーか・・・チョコフレークを固めた感じのお菓子がありますよね、ちょっとアレに似た感じの味わいと食感です。
コレってラスクなのかな~?いゃでも、すごく美味しいです。
4種類全体を食べて感じたのは楽寿久房の美味しさの秘密は、その軽いサクサクとした食感にあるということです。
口の中で、ほどけるような感じなんですよね。
ラスクと言えば行列のできる有名なガトーフェスタ・ハラダのホワイトラスクがオレの好物の一つなんですが、この楽寿久房のラスクもかなり美味しいですよ。
特に「とりぷるショコラら・す・く」は、ハラダのホワイトラスクに匹敵する美味しさです。
うーん、また好物が増えてしまった。
今度またヤタローでバウムを買うときは、ラスクも一緒に買うことにしよう。