東京ひとり暮らし@都会指数25%

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地震

2011 年 3 月 11 日


今日は、とても大きな地震がありました。
記録として、少しだけメモしておこうと思います。

昼下がり、もうじき午後3時になるかという頃でした。
平日でしたから、オレはいつものようにデスクに着いて仕事をしてました。

いきなり、ズシンと大きな揺れが。
グラッと言うよりもズシンときて、すぐに大きくユッサリという感じの揺れでした。

職場のビルは20階建ての比較的大きなビルなので、おそらく免震構造になっているのでしょう。
そのせいかどうかビル全体が大きく揺らいで、倒壊するんじゃないかと思ったほどでした。

フロアは騒然となりましたが、さすがに慌てて逃げ出す人などはいません。
固唾を呑んで蒼白になった顔を見合わせていたり、あまりの非日常的な揺れに呆然としてして窓の外を眺めていたり。

やがて最初の揺れは、徐々に収まっていきました。
それでも、余震が何度か後に続いて生きた心地がしません。

とりあえずネットで調べてみると、どうも東北地方が震源地のようです。
東京でさえこの揺れですから、震源地近くはどんな恐ろしいことになっているのか。

ツイッターでは、都内の電車が止まったとかビルの壁が崩れたとかの情報が絶え間なく流れています。
パソコンに映るライブカメラの映像には、お台場方面のビルから黒煙が上がっている様子が見られます。

やはり、とてつもなく大きな地震だったようです。
恐怖感が、足元からジンワリと這い登ってくるような気がしました。

じきに社員全員に向けて、帰宅指示が出されました。
と言われても電車は止まっているし、おそらくバスもタクシーも乗れる状況ではないでしょう。

しばらく迷っていましたが、仕方がないので歩いて帰ることに。
グーグル・マップで道のりを検索、こういうときネットは便利ですね。

グーグル先生によると、2時間30分程の道のりらしいです。
そのくらいなら何とかなりそうだと、地図の画像をPHSに入れて出発しました。

まずは溜池山王を通って、渋谷方面へ。
予想通り道路は車があふれ、バスもタクシーも捕まる様子ではありません。

そして、歩道も歩く人達で一杯。
みんな徒歩で帰るんですね、何だか妙な連帯感を感じます。

革靴でアスファルトの道を歩くのはやや難儀でしたが、渋谷まではそれほどキツクは感じませんでした。
それよりも狭い歩道を大勢の人が歩くので、そちらのほうが不自由を感じました。

こんなときだというのに遠足気分というか、数人が固まって談笑しながらノンビリ歩いている集団は確かに迷惑な存在でした。
家の様子や家族のことが心配で先を急ぐ人達もいるのに、その通行の妨げになっていることにも気がつかない連中が多かったのにはとても残念な思いがしました。

とにもかくにも、ひとまず渋谷に到着。
ここまでは道に迷うこともなく順調でしたが、それでもいいかげん足が痛くなってきました。

まだ半分だと思うと気が重いですが、とにかく歩き続けるしかありません。
渋谷を後にして、杉並方面に向かいました。

ここからはとにかく歩くことしか考えられず、回りの様子もあまり分からなくなってチョット道に迷ったりしました。
もういいかげんキツくて泣きたいような気分になった頃に、ようやく見慣れた街並みにたどり着きました。

そしてさらにしばらく歩いて、我が家に到着。
見たところどうやら、マンションに異常は無いようです。

それでも部屋の様子が気になりながら、ドアを開けました。
照明をつけてみると・・・積み上げた本が崩れていたりしていますが、大きな被害は無くてホッと一安心。

倒れるように床に座り込んで時計を見ると、出発から3時間近く経っていました。
途中道に迷ったせいもありますが、グーグル先生の予想よりも30分ほど余計にかかった計算です。

休み無く歩き続けたので、足の裏を見ると真っ赤になっていました。
もうヘトヘトなので、とりあえず眠りたいです。

明日が土曜で良かった。
とにかくしばらくは、ユックリ休ませてもらおう。

少なくとも明日目覚めるまでは、もう地震がきませんように。
お休みなさい。


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