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映画『アリス・イン・ワンダーランド』を観た

2010 年 7 月 9 日


『アバター』に続いて、2作目の3D映画体験です。
またもや、例の重いメガネをかけて観てきたわけです。

『アバター』のときはメガネの想像以上の重さで、鼻の上部の圧迫感や鬱陶しさに悩まされたんですよね。
さらに感想として3D映像の必要性に疑問を感じたということもあって、今回は通常版(2D)で観ようかと少し迷いました。

でも結局3Dを選んだわけですが、まぁその選択は間違ってなかったなと感じました。
つまりこの『アリス・イン・ワンダーランド』は、2Dよりも3Dのほうが面白かったんじゃないかなと。

前回の経験に学んで今回は最初から手でメガネを支えて観たので、鼻がチョットは楽だったというのもあります。
それもあるんですが、3D映像が思ったより面白かったんですよね。

アリス・イン・ワンダーランド』は、いわゆるポスト・プロダクションで3D化された作品なんだそうです。
つまり、2Dで撮影された映像をコンピュータ処理で3Dにしたものなんです。

『アバター』のように、撮影時から3D用機材で撮られたものではないということなんですね。
だから言ってみればイカサマ3Dなんですが、逆にそれが面白い効果を感じさせているように思うんですよ。

『アバター』の3Dは、奥行きや広がりを感じさせる3Dでした。
例えるなら、外に広がる壮大な景色のパノラマを銀幕の窓から見るような感じだったんですよね。

でも『アリス・イン・ワンダーランド』の3Dは、なんてゆーか・・・飛び出す絵本のようなペラい感じなんですよ。
画面の作りもポスプロ3Dを意識して、手前から奥そして奥から手前の構図や動きを多用した「あざとさ」満載。

でもそんなインチキくさい3Dが、妙にワンダーランドらしさを感じさせるんですよね。
現実ではない「不思議な国」の、ある種の違和感を現実に引き寄せて実感させるんです。

『アバター』のパノラマチックな3Dを期待して観に行った人は、おそらくその3Dのチャチさに失望してしまうと思われます。
でもこの3Dがまったくの別物だとして、その効果を世界観として受け入れてしまえばけっこう楽しめるのではないでしょうか。

あとは、キャラクタが良かったですね。
オレが特に気に入ったのは赤の女王に責められるカエルで、にらまれて冷や汗タラタラの様子がメッチャ笑えました。

それからチェシャ猫のヌルッとした動きや、善良そうでありながらどことなく腹黒さも感じさせる白の女王も面白かったです。
マッド・ハッターのジョニー・デップも悪くなかったけれども、もう少しハジけても良かったかな?

まーとにかくそんなわけで、今回は3Dのワンダーランドを楽しめました。
映画を3Dにする必要性について疑問なのは相変わらずなんですが、この『アリス・イン・ワンダーランド』については3Dで観て良かったなと思った次第です。
アリス・イン・ワンダーランド


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