スーパーマーケットの企画販売で見つけました、日の出屋製菓の「しろえび紀行」(2枚×11袋入り税込み540円)です。
創業から100年近い歴史を持つ富山の老舗菓子メーカー「日の出屋製菓」が、「富山柿山」のブランドで作った富山銘菓の一つでして。
「富山柿山」ってのは、東京で有名な「赤坂柿山」とは全然無関係なんですが。
なんでも富山の一部地域では、米菓のことを「かきやま」と呼ぶんだそうで。
「富山柿山」も元は富山創業の「赤坂柿山」も、それぞれ米菓を意味する「かきやま」をブランド名として取り入れたんだそうですね。
さてこの「しろえび紀行」ですが、パッケージの記載によりますと、
富山湾の海深くに棲む
風味豊かで神秘的
淡白でほんのり甘いしろえびと
富山米で香ばしく焼き上げた
うす塩味のおせんべいです
とありまして。
富山の名産として有名で、オレも好きな寿司ネタの一つでもある「白エビ」を使ったお煎餅なんですね。
早速食べることにしてパッケージを開けると、中には個包装になった「しろえび紀行」が11袋入ってます。
その個包装の中身は、うっすらと焼き色のついた白い薄焼き煎餅が1袋に2枚。
大きさは直径6cmほどで、500mlのペットボトルの断面くらいのサイズ感です。
パリッと軽い歯応えとともに食べてみると、香ばしい美味しさが広がりますよ。
味は思ったよりも甘さがあって、サラダ煎餅のような見ためから想像される味とは違ってチョット甘口です。
それもエビの甘さじゃなくて、砂糖っぽい甘さですね。
エビの風味もほんのり香るんですが、「しろえび紀行」というネーミングに見合うほど強くはない印象。
さすがに高価な白エビですから、原材料としてあまり多くは使われてないんでしょう。
エビよりも何か他の魚介っぽい旨味が感じられて、それはそれで美味しいんですけれどもね。
やや甘めな味わいの薄焼き煎餅として、お茶請けなどにピッタリではないかと。
購入日とパッケージ記載の賞味期限から計算して、3ヶ月以上日持ちするようです。
「日の出製菓」は富山県だけじゃなく石川県や大阪、それから都内にもいくつか店舗があるらしく。
それに物産展などで割とよく扱われてるような気がするので、見つける機会がありましたらお試しアレ。