今日は、永福町にある三浦屋というスーパーマーケットに行きまして。
そこの企画販売で見つけて買って帰ったモノなんですが、「城西館」の「銀不老ロール」(税込み1,404円)です。
1ヶ月ほど前に同じく「城西館」の「銀不老大福」を食べて、記事にもしましたが。
これは、そのロールケーキバージョンですね。
「城西館」ってのは、高知にある創業から140年以上続く老舗の旅館でして。
そんな旅館のロールケーキってのは、ソレだけで珍しい感じもしますが。
さらに珍しいのが、原材料の一部として使用されている“銀不老豆”という高知の山畑でとれる豆なんですね。
なんでも年間の生産量が800kgしかない希少な豆で、これを食べると体力が衰えず老いることがないとの言い伝えもあるそうで。
そんな豆が使われているロールケーキなんですが、見た目は黒くてあまり美味しそうには見えませんね。
長さが15cmほどで、値段の割りにけっこう小さめのサイズといったところ。
カットした断面を見てみると、白いクリームの中心と端のほうの2ヶ所に灰色のクリームが入ってますよ。
どうやらコレが“銀不老豆”を使ったクリームらしく、食べてみると少しざらついた様な口当たりを感じます。
隠し味に醤油も使われてるそうですが、その風味についてはほとんど印象がありませんね。
“銀不老豆”を使ったクリームは量が少ないので、味わいにも影響が無い程度なんですが。
クリーム全体としては、ミルク感が強めの割りにアッサリした味わいの美味しさになってます。
竹炭とココアが混ぜ込まれた黒い生地のほうも、フンワリとした食感が良いですね。
実際に“銀不老豆”が、不老とか長寿とかに効くかどうかは別として。
やはりゲン担ぎと言いますか縁起物として、お祝い事やプレゼント用にピッタリな一品かと。
高知以外では見かけることも無いような気がしますが、機会がありましたらお試しアレ。