きのうの「博多の女」と同じく、阿佐ヶ谷のイトーヨーカドーの催事販売で買ったものなんですが。
福岡の「山口油屋福太郎」の、「めんべい プレーン」(8袋入り税込み480円)です。
「山口油屋福太郎」というよりも、明太子で有名な「福太郎」といったほうが聞き覚えがあるかと思いますが。
「山口油屋福太郎」は、福岡で油屋として創業してから100年以上続く老舗の食品メーカーでして。
今では、明太子の「福太郎」のブランドで広く知られている会社です。
この「めんべい」も明太子と並ぶ「福太郎」の看板商品でして、人気の明太子を使った煎餅として有名ですが。
いまや福岡土産の定番として、九州のアチコチの土産物屋で見かけますよね。
飾り気の無い簡素なボール紙の箱には、ロゴとして大きく「め」と描かれてまして。
同じく「め」と描かれた個包装には、1袋に付き2枚の「めんべい」が入ってます。
薄焼きの「めんべい」は直径が8cmほどで、テニスボールとソフトボールの中間くらいのサイズでしょうか。
食べてみると、思ったよりもやや固め。
ジャガイモでん粉で作られた煎餅なんで、やっぱり米粉や小麦粉で作られた煎餅とは食感が違いますよ。
イカ煎やタコ煎なんかの海鮮系の煎餅と同じ感じで、実際この「めんべい」も原材料としてイカとタコが使われてるんですね。
味は食べた直後は甘さを感じて、明太子の味わいを期待した舌には辛さが足りない印象なんですが。
やがてジワジワと後から辛くなってきて、やっぱり明太子の煎餅だなと納得できます。
実に後をひく美味しさで、やめられない止まらないってヤツですね。
酒のつまみとしては少し甘口のような気もしますが、ビールに合わせるのも良いかも知れませんよ。
都内での購入を希望の場合は、有楽町のアンテナショップ「ザ・博多」で売ってるのを見ました。
それから九州物産の催事でもよく見かけますから、機会がありましたら試してみてはいかがかと。