自炊ってほどでもないんですが、最近ウチで食事を作ることが多くなりまして。
特にパスタ料理は手軽で、一人暮らしのオレにとって作りやすい料理の1つなんですが。
パスタ料理を作る際に必ずやってるコトが、2つあるんですよ。
まず、1つめ。
定説としてパスタを美味しく茹でるためにお湯に塩を入れるってのがありますが、オレは入れないんですね。
パスタに程よく塩味がついて美味しくなるとか言いますが、それにはかなり大量に塩を入れる必要があって不経済です。
オレはその代わりに、茹で上がったパスタに醤油をかけてやるんです。
1人分につき大さじ1くらいでしょうかね、そうするとシッカリと麺に下味がつきまして。
和風パスタはもちろんのこと、洋風でもそれが隠し味になってかなり美味しく仕上がりますよ。
そして、2つめ。
醤油の次に、オリーブオイルをかけてやります。
お湯からあげたパスタは熱で水分がとびやすいんで、それを防ぐためなんですが。
そうすると麺から水分が逃げなくなって、さらに麺どうしがくっついたりしなくなるんですよ。
スープパスタなんかでは不要でしょうが、パスタの上にそのままソースをかけるような料理の場合は必須です。
茹でるときにお湯の中に入れる人もいますが、お湯の上にオイルが浮いてしまうので効果的ではないでしょう。
醤油もオリーブオイルも、茹で上がったらすぐに手早く麺になじませるのが重要です。
片手鍋やボウルやフライパンなどに入れて、炒め物をするときのようにあおりながらかき混ぜてやると上手くいきますよ。
実は醤油を多めにしてやると、ソースとか無しでもコレだけでけっこう美味いんですよね。
名づけて“貧乏パスタ”、なんつって。