荻窪駅ビルのルミネの地下に、“THE GARDEN”というスーパーマーケットがあるんですが。
先月末にもそこで買った駅弁「ぶりのすし」を記事にしましたが、ここのお弁当売り場の一角で駅弁や空弁を常設販売してるんですよね。
今日は、そこで「ヨシカミ」の「ロースカツサンド」(税込み699円)を買ってみましたよ。
「ヨシカミ」ってのは浅草に60年以上前からある洋食屋で、メトロの浅草駅と浅草寺の間といいますか浅草ROXの裏手あたりにあるんですが。
ほとんど観光地化してまして、浅草見物のお客さんを中心に行列が絶えないことで有名なお店です。
そのお店のメニューを手軽に食べられる形にお弁当にしたのが、この「ロースカツサンド」なんですが。
3年ほど前に羽田空港の限定商品として発売になったもので、今では空弁の人気商品の1つとして知られてますよ。
小ぶりな紙箱はお店の建物を模してレンガ模様などがプリントされ、トレードマークのコックのイラストや
「旨すぎて申し訳ないス!」
という有名なキャッチコピーも書かれてます。
箱を開くと透明パッケージに包まれたカツサンドが3切れと、それから紙製のお手拭も入ってるところは気が利いてて良いですね。
カツサンドの大きさは長さが9cmほどで、ポケットティッシュの縦半分といった小さめサイズです。
食べる前から見て分かるんですが、このカツサンドの特徴はパンがトーストされてるところなんですね。
ただ食べてみると、そのパンの口当たりがややパサついて感じられまして。
作りたてならトーストも香ばしさが感じられて良いと思いますが、冷めてしまうとそれがかえってアダになるような気がします。
ここが、このカツサンドの好き嫌いが分かれる一番のポイントではないかと。
さらにこのカツサンドには特徴がもう1つありまして、それはカツと一緒に千切りのキャベツが入ってるところです。
トンカツにはキャベツが付きものですが、カツサンドにキャベツが入ってるのって意外に多くないんですよ。
このカツサンドのキャベツにはドレッシングがかかってて、コールスローのようになってるんですが。
これがカツの甘辛いソースや肉の旨みと、絶妙な味のコンビネーションを生み出して実に良いんです。
この点だけでも、この「ロースカツサンド」をおすすめしたいですね。
オレの好みでは、パンのトーストだけはやめにして頂きたいですが。
とはいえ、それ以外の点では十分満足のできるカツサンドですよ。