きのうのお昼の話なんですが、恵比寿でランチを食べることにしまして。
ウロウロ歩き回ってるうちに、1時くらいになってしまったんですが。
ようやくココでいいかなと、入ってみたのが「串遊海鮮かいり」という居酒屋。
場所はJR恵比寿駅の西口から駒沢通りを渡りまして、少し路地を入った恵比寿神社のほど近くです。
開け放たれた入り口から見えるカウンタ席があいてたんで、その一番端っこに腰を落ち着けましたよ。
さて何を注文するかなと、店員さんが持ってきたメニューを開きまして。
海鮮系の居酒屋らしく焼き魚定食なんかもあったんですが、一番人気との添え書きもあった「海鮮ひつまぶし」(税込み1,000円)をオーダー。
ランチにしては提供が遅かったんですが、10分ほどでしょうかね?しばらく待ってるとお膳が運ばれてきましたよ。
想像してたのより大きめの重箱風の器にご飯がしきつめられてまして、その上に海鮮がタップリとのってます。
ざっと見たところサーモン・さんま・イクラ等がはいってますが、オレンジや緑色のトビッコが一番多い印象ですね。
色鮮やかなトビッコは着色感があまり好きじゃないんですが、今回はとりあえず気にしない方向で。
そして小皿には、ひじき煮とキンピラも付いてますよ。
さてまずは用意された小さな器に海鮮とご飯をよそって、そのままで食べてみたところコレでも十分うまいですね。
次に山椒の粉をかけてみまして、これも味わいがピリリと変わって良いですよ。
続いて少量ですが器に用意されたトロロをかけて食べてみると、山かけ丼みたいな味わいになってまた美味しいです。
そうやって食べてると店員さんが土瓶を持ってきてくれるんですが、この中には胡麻ダレ風の出汁が入ってるんですね。
コレをかけて出汁茶漬けのようにして食べるわけでして、メニュー名のとおり櫃まぶしみたいでおもしろいですね。
この出汁が胡麻の風味がきいてて美味しいんですが、ただその胡麻風味が強すぎて海鮮の味わいが完全に負けてるところがやや残念。
やはり普通にカツオや昆布なんかのシンプルなお出汁のほうが、この料理には合うんじゃないかなと思いましたが。
とはいえ胡麻ダレ出汁そのものは良いお味で、これはこれで最後まで美味しく頂けましたよ。
オレの好みではそのまま食べるのが一番美味しく感じられたんですが、いろんな食べ方ができた楽しいランチになりました。
居酒屋にしては接客に愛想が無いところや、カウンタ席の席間が狭くて窮屈なところが少し気にはなりましたが。
1時を過ぎてもひっきりなしにお客さんが入ってきて、どうやらランチの人気店のようですし。
値段的にもまずまずのお得感があるので、おすすめできる店の1つとして憶えておきたいと思いましたよ。