きのう新宿に行った際に、新宿メトロ地下街の地下2階にある「新宿中村屋」に立ち寄りまして。
その店は丸の内線の一番西の改札の真ん前にある小さな店舗で、チョット甘いものを買いたいときに便利でときどき利用するんですよね。
これまでもそこで買ったいちご大福や草大福、それから柏餅なんかを記事にしたことがあるんですが。
今回は「ひめどらやき(甘夏)」(税込み108円)と、「わかもも大福」(税込み162円)を買ってみましたよ。
まずは「ひめどらやき(甘夏)」というコレは、「新宿中村屋」で人気の小さなドラ焼きの季節限定バージョンです。
大きさは500mlのペットボトルの断面くらいでしょうか、3・4口ほどで食べられるサイズですね。
フンワリした生地に挟まれた餡子は粒餡で、さらにその餡子の上に牛皮餅がのってるんですよ。
食べてみるとこの牛皮餅から、フンワリと甘夏みかんの爽やかな柑橘系の香りが感じられます。
全体にやや甘味の強いドラ焼きなんですが、その甘味と甘夏の風味とのバランスが取れていて良い味わいになってますね。
続いて「わかもも大福」といいまして、ゴルフボールより少し大きいくらいのサイズのピンク色をした大福です。
2つに割って見てみると大福の中は白餡なんですが、その中に若桃のコンポートが1つ入ってますよ。
若桃と言うのは、桃の幼果のことでして。
商品として育てる桃に十分に栄養がいくように、そのほかの桃はまだ小さいうちに間引きされるんですね。
それを甘く漬け込んで、丸ごと大福の中に入れてあるんですよ。
緑がかった色をしていて、見た目は小さな青梅のようですが。
食べてみると柔らかくみずみずしくて、小さくても十分に桃の味が感じられるのに驚きました。
大福自体も美味しいんですが、オレは若桃を食べるのが初めてだったんで。
珍しくて美味しい初体験のできた、印象に残る一品でしたよ。
消費期限は「ひめどらやき甘夏」が購入2日後までで、「わかもも大福」のほうが購入翌日までのようです。
どちらも季節限定品のようなので、気になった方はお早目に店舗までどうぞ。