きのう仕事帰りに、新宿の小田急百貨店でやってた「北海道物産展」に行きまして。
まずは、そこで買った「スイートオーケストラ(ダブルベリー)」の記事を書きましたが。
その「北海道物産展」の他の店で買って帰ったロールケーキが2本、まだ冷蔵庫に眠らせてあったんですよね。
「十勝ベリーファーム」の、「幸福のカシスロール」と「愛のハスカップロール」(各税込み1,080円)なんですが。
「幸福」とか「愛」とか、オレみたいな野郎が買って食べるにはやや気恥ずかしいネーミングです。
写真だと、チョット異様に見える色合いのロールケーキなんですがね。
特に「幸福のカシスロール」のほうは灰色っぽくて、何だかコンクリートの棒のようにさえ見えますが。
実際に見るともっと青っぽくて、キレイな感じの色なんですよ。
とは言え、やっぱ食べ物としては少し普通じゃない気もしますが。
そう思いつつも食べてみると、コレがなかなか美味しい。
どちらもスポンジ生地がフンワリしてて、口当たりが良いですよ。
その生地の間に、「幸福のカシスロール」のほうはブドウ色のカシスのクリーム。
そして「愛のハスカップロール」のほうは、生クリームとその中心部にハスカップのフルーツソースが巻き込まれています。
ただ「幸福のカシスロール」は、想像したほどカシスの風味がしませんね。
もっとホロ苦さや酸味もあるかと思ったんですが、期待したほどはあまりカシスっぽくない印象です。
対してもう一方の「愛のハスカップロール」は、フルーツソースのおかげでコレはまずまずハスカップの酸味や味わいがきいてますよ。
ハスカップのロールケーキと言えば、ずいぶん昔に記事にもしたことがある有名な「よいとまけ」を思い出しますが。
ハスカップの風味では「よいとまけ」のほうが勝ってる気もしますが、美味しさではコチラの「愛のハスカップロール」のほうが優勢と思われ。
「幸福のカシスロール」も「愛のハスカップロール」も長さが10cmほどで小さめですが、価格のほうもお手頃ですから値段なりのサイズと言えるかと。
それからケーキやクリームの不思議な色は、カシスやハスカップの果汁の色なんだそうで妙な着色はしてないとのこと。
原材料名を見ても保存料なんかも使ってないようなんで、そのへんは好印象ですね。
あまり物産展でも見かけない気がしますが、見つける機会がありましたら是非お試しを。