渋谷は東急東横店の諸国銘菓で購入しました。
浅草の和菓子屋、亀十のどら焼きです。
けっこう大きくて、直径が11~12cmくらいあります。
「亀十」というのは浅草寺の雷門のはす向かいにある和菓子屋さんで、東京のどら焼きの話をすれば必ずその店名が出てくるくらいに有名なお店らしいですね。
特にその皮のフンワリ感が特徴で、食べてみたところ確かにこれまで食べたことのある、どのどら焼きよりも、ずっとフワフワしてます。
なんてゆーか、ちょうどパンケーキのような食感ですね。
見た目も少し変わってて、最初に焼く面(パンケーキなら上になる面)を内側にしてあるんです。
通常のどら焼きとは、逆(裏返し)になってるんですね。
だから、表面に気泡の跡が見えたりします。
さて、そんな皮が有名などら焼きなんですが、オレは今回、その皮よりも「餡」のほうに衝撃を受けました。
オレはどら焼きがけっこう好きで、時々スーパーマーケットなんかで買って食べてるんですね。
それで舌がその味に慣れてたようなんですが、やっぱ本物の味は違いました。
ちゃんとした和菓子屋で作った、ちゃんとした餡と、工場で大量生産した餡とは、完全にまったく別物なんですねー。
一口食べたときに、本物の餡のあまりの美味しさにビックリしてしまいました。
嫌味というか、わざとらしさの無い甘さで、甘過ぎず口に残る風味も香り豊かなんですよね。
今回は白餡のどら焼きも買ってみました。
コチラは手亡(白インゲン)を使った餡で、北海道の十勝小豆を使った黒餡よりもアッサリした味わいです。
どちらも、とても満足できる美味しさ。
「名物に美味いモノ無し」なんて言いますが、この東京(浅草)名物のどら焼きは「美味いモノ」でした。