仕事帰りに渋谷の東急東横店に寄りまして、エスカレータで8階の催事場へ。
「大食品まつり~世界にも通用する究極のお土産フェア~」ってのをやってたので、行ってみたんですね。
美味しそうなものが並んでる会場をグルリと見て回って、目にとまったのが「小山ロール」(1,260円)の販売コーナー。
ショーケースに、10数個のロールケーキが並んでました。
「小山ロール」と言えば兵庫のお店でも行列ができる人気で、通信販売もやってないのでなかなか手に入らないレアアイテムなんだそうで。
都内では催事でも見かけることは少ないんですが、今回はわざわざ航空便で運んできたらしいですね。
こういうのは事前に配布する整理券で売り切ってしまうことが普通なのですが、せっかくなので買えるかどうかダメ元で聞いてみたところ。
「それがですね~何と、今ここに並んでる分だけ整理券無しでお買い求め頂けるんですよ!」
と、売り場の女の子がニコニコと答えてくれまして。
フェア開催初日で周知されてないせいなのか分かりませんが、とにかくこんな機会は二度と無いと思われ。
そしてその売り場の女の子の「あなた、ラッキーですよ!」的な笑顔が気に入ったので、1つ買うことにしましたよと。
さて消費期限が購入当日なので、帰ってさっそく食べることに。
長さ約17cmで幅が長いところで10cm位でしょうか、ロールケーキとしては標準サイズですね。
断面を見てみるとのの字に巻かれたケーキの間には生クリームと、それから真ん中部分にはカスタードクリームも入っています。
それから巻きの端のところには、栗のコンポートが入ってるんですね。
食べてみると卵色のケーキの部分は風味も卵の香りがして、少しカステラのような味わいです。
それから、食感がすごく柔らかいですね。
試しに狐色に焼き目のついた表面を指で軽く押してみただけで、クッキリと指の跡がつくくらいです。
でも少しおくとその跡が消えるのは、スポンジにモッチリした弾力があるせいでしょう。
間に挟まれた生クリームやカスタードも美味しいですが、そのスポンジケーキの柔らかいながらも弾力のある食感がより印象的に感じられましたね。
甘さも程よくて、飽きずにタップリ食べられるロールケーキですよ。
それからこれも甘さ控えめの栗のコンポートが、ロールの端から端まで一列にミッチリと並んでまして。
実はオレは栗のコンポートはあまり好みじゃないんですが、まぁ悪くはないかなと。
美味しいのはもちろんのこと、これだけ栗が入っててこの値段ってのはけっこうなお得感がありますね。
特にマロン好きの人には、たまらないロールケーキでしょう。
行列で時間を取られるのが嫌いなオレとしましては、並んでまで買って食べるべきかと言われると悩ましいところですが。
けっこう美味しいですし、機会がありましたら一度くらい試しに並んで買ってみるのも損は無いかなと。