今週の始めに大丸東京店に行って、そのときに買った甘いものについては書いたのですが。
一緒に買ったお弁当のことをスッカリ忘れてまして、せっかくなので記事にしておくことに。
「浅草田甫草津亭」の、「浅草12ヶ月」っていうお弁当でして。
折り詰めが12等分に区分けされてて、以下のラインナップのようにいろいろな和惣菜とご飯がチョットずつ入ってるところが気に入ってのチョイスです。
「浅草12ヶ月」の中身:玉子焼・海老鹿の子揚・源氏蒲鉾・赤魚味噌漬・牛蒡つまみ揚・つくね煮・蟹チーズ蒸・合鴨燻製・青唐・山芋スティック揚・海老新引揚・蕪マリネ・とび子・ぜんまい五目煮・里芋煮・昆布巻・人参煮・オクラ黄味揚・がんも煮・蒟蒻煮・南瓜レモン煮・麩・大根正油漬・しば漬 ・ひじきご飯・松茸ご飯・白飯
どうです、ほんとにチョットずつなんですがナカナカの多様ぶりでしょ。
こういうのをお酒をチビリとやりながらつまむのが、大好きなんですよね。
「浅草田甫草津亭」っていうのは浅草にある老舗の料亭で、仕出し弁当や折り詰め弁当なんかも扱ってるんだそうで。
初代店主が草津温泉から湯の花を持ち帰って始めた温泉割烹が評判になり、その頃店の周辺が一面田んぼだったってのが「田甫(たんぼ)草津亭」っていう店名の由来とのこと。
さすが老舗料亭の弁当、値段もナカナカなもんでして。
でも午後8時を過ぎた頃だったんですが値引き販売をやってまして、1,600円のところを500円引きで1,100円でゲット。
大丸でも閉店間際には値引き販売するんですねー、いゃーチト得した気分。
味のほうはやや濃い目の味付けに感じたんですが、とはいえ上品な味わいで美味しかったですね。
南瓜レモン煮なんて初めて食べたんですが、甘酸っぱくて気に入りました。
それからご飯が冷たいままでも美味しくて、最近はどこの弁当でもそうなのかな?不思議。
ただ揚げ物はどれもモッサリした食感で、やっぱ弁当で揚げ物って難しいんでしょうね。
それから時季ものの松茸ご飯なんですが、松茸の風味はほぼ感じられずコレも残念。
まーそのへんを差し引いても、全体に美味しく食べられて十分満足できるお弁当でしたよ。
「浅草田甫草津亭」って大丸以外にも都内有名デパートや駅中グランスタにもあるそうなんで、次回はリニューアルした「大丸」ならではのお弁当なんかも試してみたいですな。