土曜の休日、今日もやってまいりました渋谷ヒカリエ。
最近は土曜のランチは、毎週渋谷に来てますね。
レストラン・フロアのオープン時刻の11時より少し早くついたので、地下売り場をウロついて時間をつぶしました。
今日もサダハル・アオキの焼きマカロンには長蛇の行列だなーとか思いつつ、そろそろな頃合なのでエスカレータで上へ。
で、ちょうど11時に着いてみると、何コレ・・・既に人で一杯。
なんだか日を増すごとに、人出が増えてるなー行列もできてるし。
これはノンビリしてられないと、サクッと入れそうな「しらすくじら」というお店に目をつけました。
場所は7階、先週行った「かしわ」のすぐ隣に位置しています。
ここは九州を本拠地とする「磯貝」という居酒屋の系列店のひとつで、玄界灘直送の海鮮モノが売りらしいですよ。
つまり、海鮮居酒屋のランチ営業ってわけです。
店名は、「博多のうまいものを“しらす”から“くじら”まで」というテーマからきてるんだそうで。
なるほど博多の名物料理とかもあるのかな?まー他に比べてすいてるし、とにかく入ってみようってことで店内へ。
出迎えた女性店員さんがニコやかに「カウンターかテーブルか、お好きな席へ」ってことなんで、1人なので例によってカウンタへ。
いゃこれカウンターか?まーカウンターと呼んでるようですが、店の中央にある大テーブルのことなんですけれどもね。
店内は白木を基調としたコザッパリとしたつくりで、飾り気が無いというか良く言えば清潔感のある内装です。
客席はオレの座った大テーブルを挟んで、片側がテーブル席でもう片側は小上がりの座敷になってます。
座敷のほうは大人数用に堀ゴタツ式テーブルが2つあるんですが、変わってるのがそのテーブルの1つを配膳に使ってるんですね。
もちろんランチタイムだけだと思うんですが、そこでご飯や味噌汁をよそってるようなんです。
厨房が狭いのか、はたまた配膳の効率化のためか。
フーン・・・なんか渋谷の商業ビルっていうより、町の食堂みたいで面白いな。
そう言えば、テーブルにプラスチック箸が束で立ててあるところなんかも食堂風です。
もう少しオシャレ感を取り入れたほうが、ヒカリエのターゲットの大人女子には受けが良いようにも思ったりして・・・まー余計なお世話ですねハイ。
そんなことより注文ですが、ランチはお刺身・エビフライ・日替わり(今日は煮魚)の3種のみ。
外食はめったにしないので奮発して、今回は天然お刺身定食(1,780円)にしましたよ。
それからさすが居酒屋、お昼でもお酒のメニューが置いてありますね。
一人酒盛りを開催したくなるような豊富なリストですが、いつものとおり生ビールを注文。
ビールをグビリとやりながら待っていると、ほどなくしてお刺身定食が運ばれてきました。
ご飯とお味噌汁とお新香のほかに、小鉢も2品ついてます。
メインのお刺身はカツオ・マグロ・白身魚・海老・イカなど種類は豊富ですが、量のほうはかなり少なくて寂しい感じかな。
ただこれも量は少ないですがウニとイクラがついてるところが、お刺身定食にしてはチョット珍しくて良いですね。
ご飯をお新香で食べてしまって、あとはビールの肴にして食べましたよ。
さすが海鮮居酒屋、お刺身はどれも美味しいですね。
料理を持ってきてくれた店員さんいわく、「白身魚はポン酢をつけるのが九州風なのでお試しくださいね」とのこと。
やってみたらなるほど確かに美味い、これはウチでも試してみようかな。
とか思いながら刺身をつまんだりビールを飲んだり、ここは混雑しなくてノンビリできて良いです。
そういえば何だか、みょうに客入りが少ないけれども何でだろ。
店先のメニューを見ては離れていく人が多いのは、やはりランチメニューが3品だけというのが難点なのか。
あるいは店内が、見ようによっては殺風景なところが気に入らないのか。
いずれにせよ、お店にとっては困ったことだろうけれども、オレはユックリ食事をしたり酒が飲めて極楽です。
他の店も、このくらい落ち着いてれば入りやすいのにね。
さて食事のほうですが、そろそろ〆ですよ。
ご飯のお代わり無料とのことなので軽く一膳もらって、最後にウニ・イクラのミニ丼を作ってみました。
おーウニ・イクラ丼、チョー美味い。
ってガツガツッとやって、ご馳走様です。
女性店員さんの応対も良いしユックリ食事もできたし、ここもなかなか良い店でした。
ただ会計のときにレジにいた調理人風の店員さんは、チョットまだ接客に慣れてないかなって感じはしましたが。
もう少し遅い時間帯になるとさすがに混むのかもしれませんが、早い時間帯にユックリ食事をしたい人にはおすすめですね。
あと座敷のテーブルに8名くらいなら座れそうなので、グループでの食事にも良さそうですよ。