今年も、アッと言う間に1週間が過ぎました。
この調子だとアァァーーッッと言う間に1年が過ぎてしまいそうですよ、アァァーーッッ!・・・うんまだ1年過ぎませんが。
いゃそんなボケはさておき、年末に買ってきた正月菓子シリーズのラストです。
これも渋谷の東急東横店の、地下フードショーで見つけたもの。
宗家 源吉兆庵の、干支菓子 辰です。
のし紙っぽいものが巻いてあるし、包装から見てもバリバリお年賀の進物用ですね。
関係ないですが、顔文字でときどき
(^-^)ノシ
とかあるじゃないですか。
あれ、ずっと「のし」って読んでたんですよねー。
「ノシ?のし?・・・なんでノシ?」
とか謎なまま毎日を過ごしてたんですが、アレが手を振ってる様子を表してると知ったときの衝撃!
そっか「のし」じゃなくて「バイバイ」みたいな意味か・・・そっかフ~ン何だ、別に知らなかったからって恥ずかしくなんかないぞ。
でも意味が分かった今でも、あいかわらず頭の中ではつい「のし」って読んでしまうオレ・・・ウムま良しとしよう。
えーっと・・・ホントにまったく関係ない話でスミマセン。
「のし紙」でつい思いだしたモンで、いゃ話を戻します。
箱を開けると、まるで羊かんを思わせるような細長いパッケージが2本。
さらにそれを開けると、手のひらサイズの4つの和菓子の包みが現れます。
品の良いデザインで、しかも何重にもなったパッケージがまさに進物用。
でもやっぱオレは自分用に食べてしまうんですよね、コレも。
というわけで小さな包みを開くと、中から登場したのは500円玉サイズで高さは2cm程の円筒状のお菓子。
上面には、辰の絵がレリーフされています。
何だかチョット、ハンコみたいだな。
インクとか塗って、押してみたい感じ。
それにしても、箱から中身まで全部緑色ですね。
確かに緑って辰というか竜というかドラゴンなイメージしますが、何でだろな?うーん・・・
まーとにかく、悩んでないで食べることに。
真っ二つに割ってみると、中に餡のようなものが入ってます。
包装の説明によると、「抹茶風味の黄味羽二重あんできざみ栗入りのこしあんと抹茶あんを包み」とのこと。
黄身羽二重あんっていうのは茹でた玉子の黄身と白餡を混ぜたものらしいんですが、それに抹茶を混ぜてるんでしょうね。
何にしろつまりは、抹茶餡と栗入りこし餡の和菓子のようです。
よし、では切った半分をつまんでパクリ。
口に入れてすぐは、ホロホロリと黄身羽二重餡がほどけるような口当たりですね。
最初ちょっとモサモサした感じもしますが、すぐにトロリととけて抹茶の香りが口の中に広がります。
抹茶餡の風味がかなり強いようで、和菓子独特の抹茶テイストが強いですねーまーオレ好みです。
でもその代わり、中に包まれたこし餡の味がまったく分かりませんがね。
そして、さらにその中の刻み栗の味も。
ときおり小さな粒の舌触りはするんですが、栗らしい味がぜんぜん感じられません。
オレのような抹茶好きには、関係ないんですけれどもね。
小さい割に、なかなかの満足感を得られますよ。
しかし、まさに茶会と言うかお茶の席にでも出す感じの上品な一品です。
美味しいお茶を点てて一緒に食べると良いんでしょうが、オレは珈琲で食べましたよーでも美味しかったし美味しければいーんだい。
他の正月菓子の例に漏れず吉兆庵もこの干支菓子は毎年販売してるようなんですが、これまでは羊かんだったらしいです。
オレは羊かんはあまり食べないので、例年と同じだったら買ってなかったでしょうね。
賞味期限は10日ほどで、そこそこ持ちます。
ただ8個入りで1,545円と見た目の高級さを裏切らない高めの値段なので、やっぱ自分用より年始の手土産用かな。