大丸東京の、期間限定出店で買ってきました。
オギノパンの、「丹沢あんぱん」というパンです。
オギノパンというのは相模原(神奈川)にある製パン会社で、神奈川や東京の多摩地区の学校給食用パンを作ってる会社なんだそうです。
なつかしーなー給食のパン・・・きっと神奈川や八王子あたりの小学校出身の人は、ここのパンで育ったんでしょうね。
最近ここの「給食あげパン」が神奈川フードバトルという企画で、昨年に引き続き2度目の金賞を受賞したそうです。
そんなわけでアゲパン人気が高まってるらしいんですが、それでもやはりオギノパンの看板商品と言えば「丹沢あんぱん」でしょう。
ワゴンに山積みになってた以下の10種類の丹沢あんぱん、今回は1つずつ全種買いこんできましたよ。
1つ130円と、なかなかの値段でしたがね。
大きさはSサイズのみかんよりも、もう少し小さいくらいかな?けっこう小ぶりです。
ナイフで真っ二つにしてみましたが、皮が薄いんですねーほとんど餡子です。
ではそれぞれ感想をば、少し。
●つぶ(粒餡)・こし(こし餡)・しろ(白餡)
オレの好物の粒あんを最初に食べたんですが、驚いたのがその餡子。
粒餡もこし餡も意外にちゃんとした餡子と言うか、安い和菓子の餡子よりもだんぜん美味しいですね。
白餡はアッサリ風味で、これもなかなかのグレードの高さですよ。
●胡麻
真っ黒の餡子は、かなりのゴマ風味がきいてて美味いです。
●玉露
オレはこういうお茶系の餡子はあまり好きじゃないんですが、緑茶の香りが生きててナカナカいけました。
●さつま芋・紫芋
どちらも芋の味わいがして美味しいですが、どちらかと言うと紫芋のほうがバッチリ芋!って感じがしました。
さつま芋のほうは、なんとなく栗っぽい風味がしたのは気のせいか?
●くり
これは栗餡の中に栗の実の小さな粒も入ってて、味も十分にマロンな味がしました。
実はマロン系のスイーツも好みじゃないんですが、これは割と美味しく食べられましたね。
●かぼちゃ
立て続けにいろいろ食べたせいかもしれませんが、あんまりカボチャらしい味が感じられませんでしたよ。
今回食べたフレーバ系の中では、一番風味が弱いように感じられました。
やや甘さが強過ぎような?・・・まーそれでも美味しく食べましたけれどもね。
●ゆず
爽やかな柚子の風味が心ゆくまで楽しめて、かなり好みの美味しさでした。
丹沢あんぱんをいくつか買うときには、是非コレを1つは入れることをおすすめしますよ。
ツブツブの口ざわりが柚子の皮かと思って原材料を見たら、オレンジの皮だったっていうオチはありましたがね。
どれもパンの香ばしい風味は確かにするんですが、皮が薄くてほとんど餡子なのでどちらかと言うと和菓子のような味わいです。
それにアンパンだと思うとやや値段が高めのような気がしますが、和菓子だと思えばそう高くないようにも思われます。
合成の添加物や保存料は入っていないのに、4日ほど日持ちがするのがまた良いですよ。
お茶請け用に買ったり、手土産にしても良さそうですね。
相模原や八王子には常設の店舗があるので、近くに立ち寄る機会がありましたらお試しあれ。