東京ひとり暮らし@都会指数25%

東京の1人暮らしで見たモノ食べたモノ感じたコトなどをつづります

スポンサーリンク

なかや蒲焼店(神保町)で「鰻重(特上)」を食べた

2011 年 9 月 14 日


今日は、仕事の打合せで神保町まで。
それも滞りなく終わり、夕方の比較的早い時間に開放されました。

神保町に来ることはあまりないし、せっかくなので晩ゴハンを食べて帰るかな。
というわけで、今日の一人ゴハンは神保町なかや蒲焼店という鰻屋さんに決定です。

目指すお店は、白山通りと靖国通りの交差する神保町の交差点のすぐ近くにあります。
白山通りを皇居の方向に少し行って、最初の曲がり角を右折。

そこから50mほどでしょうか、右手の2つ目のブロックのビルの前に小さな看板が出てます。
そのビルの中に、なかや蒲焼店はあるんですよね。

外からはそれらしい店構えが確認できないので、看板が無いととても気が付かない立地です。
まずビルの自動ドアを抜け、さらにその奥にあるお店の玄関を入るとようやく店内になります。

「いらっしゃいませー」と、店員のおばさんが元気よく迎えてくれました。
まだ6時前なので、先客は2人連れが一組だけのようです。

4人がけのテーブルが2つと2人がけのテーブルが4つ、その内の2人がけのテーブルに通されました。
さて、お重を食べるぞー!

今年に入って鰻を食べたのは、吉祥寺で鰻重を食べた1度っきりです。
もう土用の丑もとっくに過ぎて夏も終わりましたが、なーに構うもんか久しぶりに鰻を食うのだ。

店員さんがおつまみのメニューを持ってきて旬の秋刀魚の刺身があると教えてくれましたが、いやいやオレは鰻を食うぞ鰻屋で鰻以外は食うもんか。
鰻だ鰻だ!という意気込みで鰻重の特上と肝焼きを1本、それからう巻きを注文しました(あそれから生ビールもね)。

生ビールがすぐに出てきたので、付き出しの何だか分からないワサビ風味のネットリしたもの(?)をあてにビールをグビグビ。
このワサビのきいたヤツは正体不明だけれども美味しいなーとか思いながら5分ほど飲んでると、まずは肝焼き登場。

ホロ苦い鰻の肝と、トロリとした甘いタレとが絶妙のコンビネーション。
ビールも、グイグイすすみますねー。

肝焼きを食べ終わると、う巻きが出てきました。
そこで、2杯目の生ビールを注文。

とても上品な見た目のう巻きに醤油をかけた大根おろしを乗せてパクリ、ビールをグビリ。
中の鰻の分量がチョット少ない感じですが、見た目のとおり上品なアッサリ味で美味しいです。

そして、そのう巻きを食べ終わると程なくメインの鰻重がやってきました。
次々と料理の出てくるテンポが絶妙ですね、オレの食事の進み具合をちゃんと見てくれてるのかも。

さてさて、お重の蓋をパカリと開けます。
ホカホカご飯の上に、見るからに美味そうな一尾分の鰻のカバ焼が乗ってますよ。

ややウナギの大きさが小ぶりのようにも感じられますが、今年は稚魚の不漁のせいで値段が高騰してるそうですからね。
まー景気も考慮して、仕方なしといったところでしょう。

でも特上でコレってことは並なんかはかなり寂しくなるのでは?
・・・特上にしといて良かった、ウン。

とにかく、早速頂きましょう。
タレがしみて良い色に焼きあがった鰻をご飯に乗っけて、一口パクリ。

甘辛いタレと鰻の風味が、口に広がり鼻に抜けていきます。
ムフ~ン、美味い。

箸でつまんだ時点でホロホロ崩れそうにやわらかい鰻は、口の中でもホロホロとほどけていきます。
タレの味は甘みはもちろんですが、少し醤油のしょっぱさと風味が感じられます。

甘めのタレが好みの人には、やや物足りない感じでしょうか。
どちらかと言うと、甘ったるいタレが苦手な人向きのように感じられますね。

しっかし鰻のタレがしみこんだご飯って、何でこんなに美味しいのかなー。
添えてある自家製浅漬けといった味わいのお新香と一緒に食べると、またこれが美味いなー。

止まることなく、一気に食べきってしまいましたよ。
最後にプリッとした肝の入った肝吸いを飲み干して、プハ~ご馳走様。

と思ったらお給仕さんがお茶を持ってきてくれて「食後にアイスクリームを持ってきますから、いいときに呼んでください」とのこと。
まだビールが少し残ってましたが、「じゃあ、もう持ってきてください」とリクエスト。

夏場のサービスで、アイスが付くんですね。
出てきたのはオレの好物の抹茶アイス、ラッキー。

冷たいアイスをほおばりながら目を上げると、古びたお店の写真が飾ってあるのが見えました。
今ではビルの中ですが、昔は古いたたずまいの店構えをしていた老舗のお店のようですね。

それから店構えと言えば、食べてるときに気が付いたんですが2階にも席があるようです。
どうも、そっちのほうが広いようですね。

大人数の予約客や4人連れなどが上に案内されていたので、2人連れくらいまでが下でそれ以上は上の席に案内されるみたいですよ。
最初に入ったときの印象よりも、店のキャパは大きそうです。

さてと、アイスも食べたし帰るとするか。
鰻でスタミナ付いたかな?今年は、もう1回くらい鰻重食べたいな。

「ありがとうございましたー」
店員のおばさんが来たときと同じように元気な声で、店を出るオレを送り出してくれました。


コチラの記事もどうぞ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Category & Tags

-東京グルメ風味
-, , ,

コメントはこちらをクリック

RSS & Feedly

rss feed
follow us in feedly
スポンサーリンク