うーさぎうさぎ、なに見てはねる。
十五夜おっつきさま、見てはーあぁねーる。
という歌でおなじみ、今夜は十五夜なんだそうです。
12日なのに十五夜?ってのは新暦と旧暦の違いで、今日は旧暦だと8月15日にあたるわけで十五夜なんですね。
とは言え、十五夜がかならずしも満月になるわけでもないそうで。
今年はなんと6年ぶりに満月が拝める十五夜(今年から3年間は満月)とのことで、しかも東京は晴天なので絶好のお月見日和です。
十五夜に中秋の名月をめでるアイテムとしましては、ご存知「団子」と「すすき」ですね。
でもそんなモン並べて月を眺めたことなんて人生で一度も無いっす、風流ってなに?
んで今回「団子」でも「すすき」でもなく、十五夜にちなんで買ってきたのはお饅頭。
宗家 源吉兆庵の「うさぎさん」という名の、小さなお饅頭です。
おととい行った、東京駅の大丸の源吉兆庵で買ってきました。
最近デパートで甘いものを買って帰ることがしばらく無かったので、久しぶりで何かうれしいです。
久しぶりなので何を買うか迷ったのですが、時節にちなんだものでも無いかな?と探してて見つけました。
とにかく見た目のかわいさに、惚れましたね。
「うさぎさん」という名前のとおり、ウサギの形をしてるんですよ。
500円玉よりやや大きいくらいのサイズで、ちんまりとうずくまったウサギの様子をうまく表現されてます。
微妙にかわいそうな気もしましたが、ナイフで2つに割ってみました。
黄身がかって見える中身は、白餡のようですね。
小さいので、一口でパクリといきましたよ。
薄い生地が少しモッサリしますが、すぐに白餡のシットリ感でおぎなわれます。
オヤ?餡子の上品な甘さが広がると同時に、柑橘系の風味がフンワリと香りますよ。
どうやら、ユズのペーストが入っているようです。
そして餡の中に感じた粒々は、小さく刻んだ柚子皮のシロップ漬け。
さわやかな風味が、良いですね。
バケツ型のパッケージに10個入りだったので、半分の5個を食べて残りはまた今度。
個包装なので、保存しやすいのも良いです。
見た目で子供や女の子受けしそうだし日持ちも3~4週間はするので、手土産にも向いてますね。
値段も1,260円と、比較的お手ごろです。
お月見をするかどうかは別として、可愛い和菓子の1つとしていかがでしょうか。
念のため、9月中旬までの期間限定販売です。
しかし、携帯で月を撮るとさすがにボヤボヤだなー。