はらロール(アトレ吉祥寺)の「抹茶ロール」と「竹炭ロール」を食べた

吉祥寺のロンロンがアトレ吉祥寺になって、そこにはらロールが開店しました。
と言っても、場所がチョット分かりにくいんですよね。

アトレ吉祥寺の建物内ではなく、外に面したところにあります。
しかも、中心部から少し外れたところ。

中央口から東の方、荻窪方面に少し歩いた高架下にあるんですよ。
とても小さい店舗で、ウッカリすると見過ごしてしまいそうに密やかに。

隣には、はらドーナツも営業しています。
こちらは、はらロールよりも若干ですが広くてカフェスペースもありますね。

さて今日は吉祥寺に来たついでに、そのはらロールでロールケーキを買って帰ることに。
白を基調とした店内に入ると小ぶりのガラスケースがあって、そこに数種類のロールケーキが並んでいました。

先客のカップルが品定めしているところにオレが入ったんですが、その後すぐに続いて２人ほど入店してきました。
何しろ狭い店舗なので、５人も入るとけっこう窮屈な感じになってしまいます。

早く買って出てしまおうと、サッサと２品を選んで注文しました。
「抹茶」と「竹炭」です。

というわけで、白地に「はらロール」と書かれたメルヘンチックな箱に入った２ピースのロールケーキを手にして帰宅しました。
そして賞味期限が購入当日までなので、早速食べることに。

半年ほど前に、はらロールで２種類のロールケーキを買って食べて美味しかったんですよね。
「白巻」と「青巻」というプレーンタイプだったんですが、豆乳ベースのアッサリ目のクリームが秀逸でした。

今回買った「抹茶」と「竹炭」も、同様に豆乳ベースのクリームを使っているのでしょう。
どんな味わいなのか、楽しみです。

まずは、竹炭から食べてみることに。
フォークでケーキ生地を切ろうとすると、ロールがつぶれて中のクリームが両脇からこぼれ出そうになります。

全体の８割がたを占めるクリームが柔らかい割に、周りのケーキが固いと言うか弾力があるせいですね。
上手に食べるのが、なかなか難しいです。

フォークの先端を突き刺すようにして、なんとか切ろうと試みます。
それでもやはり全体がつぶれて、クリームがはみ出してしまいます。

もう観念して、綺麗に食べるのはあきらめることに。
つぶれようがどうなろうが構わずガッツリ切ったケーキに、はみ出たクリームをつけて口へと運びます。

はらロール特有のアッサリしたクリームの風味が、口に広がります。
そしてその中に何やら固まりが・・・あーこれは、マロングラッセですね。

切り口にオレンジ色の果実っぽいものが見えていたんですが、まさかマロンだったとは。
てっきり桃のコンポートか何かだと、思い込んでいたんですよね。

実はオレは、マロン系のスイーツはあまり好きではないんですよね。
ただ嫌いってほどでもないので、口に入ればとりあえず美味しくは食べられます。

何となくチョイスに失敗した感じですが、まぁ良いでしょう。
２ｃｍ大ほどのマロングラッセのかたまりが、２～３個ゴロリと入っています。

オレにとってはチョット邪魔なんですが、マロン好きの人にはかなり好まれそうです。
ともあれ食べにくいことやマロンのことを差し引いても、クリームの風味は好みですし美味しいことは美味しいです。

あと竹炭が練りこまれてる黒い生地は、別に炭の味(苦味とか)がするわけではないので念のため。
見かけは黒くて変わってますが、味はマロングラッセの入った普通のロールケーキと言えるでしょうね。

さて次は、抹茶です。
どんなケーキであれ抹茶風味はオレの好物ですから、期待もいや増しますね。

こちらも同じく、フォークを入れると無残につぶれて盛大にクリームがはみ出してしまいます。
竹炭のときと同様に、かまわず切ったケーキではみ出したクリームをすくうようにして口の中へ。

思ったよりもやや弱いですが、苦味を含んだ抹茶の風味が広がります。
なかなか、オレの好みです。

一点変わったところがあってクリームの中に餡子が入ってるんですが、これが何とユズの風味がするんですね。
ユズ風味の餡子なんて、初めてです。

これが合うか合わないかと言うと何とも言えませんが、チョット面白い味わいです。
ただこのユズの香りがけっこう強いので苦手な人はもちろんのこと、抹茶風味だけを味わいたい人なんかも餡子は除けて食べたほうが良いでしょうね。

オレはユズ風味については特に嫌でもないので、美味しく食べることができました。
抹茶風味とユズ風味の、２つの味わいを堪能することができました。

今回は以上２種類のはらロールを試してみたわけですが、まだ今のところプレーンの白巻・青巻のほうが好みですね。
目先の変わったフレーバも美味しいんですが、やっぱシンプル・イズ・ベストってとこでしょうか。

また今度、別の風味のはらロールも試してみようと思います。
はたして、白巻・青巻を超えるものが表れるや否や？

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