丸の内ビルディング、通称「丸ビル」も2002年にリニューアルしてからずいぶん経ちました。
当時はすごい人ごみでしたが、さすがに今ではスッカリ落ち着きましたね。
地下のスイーツ等の売場も、週末にもかかわらずユックリ買い物ができる雰囲気ですよ。
ずいぶん久しぶりに来たのですが、店舗の面子が前とは少し変わったようです。
そんな中で見つけたのが、「梅芯庵(ばいしんあん)」。
和菓子の「梅林堂」を母体とする和と洋のコラボ・スイーツの店で、現在はここ丸ビルと新宿高島屋の2店舗のみの展開だそうです。
【Update(追記)】
「梅林堂」は「梅芯庵」ブランドとしての営業を終了して、各店舗はすべて閉店しました。
ところで、この丸ビル店には売場横に小さなカフェスペースがあるんですよね。
ここで、お店のスイーツや飲み物を楽しむこともできるそうです。
ただホントにこじんまりしていて、なんだか小さな会社の応接コーナーのような雰囲気です。
それに仕切り1枚無くて周りから丸見えなので、落ち着いてお茶するのには向いてないように思います。
実は同じフロアの奥のほうに、そのフロアで買ったお弁当とかが食べられる飲食エリアがあるんですよね。
そっちのほうがやや殺風景ですが落ち着きそうだなーなんて感じたんですが、そちらに持って行ってお茶できないのかな?とか思いましたよ。
それはさて置き、今回この梅芯庵で選んだのはバウムクーヘンと豆大福。
まずはバウムクーヘンですが、「黄奈粉クーヘン」という名前できな粉風味なんですね。
大きさは直径約14cm程で、やや小ぶりですね。
これくらいなら、オレ1人で一気に完食できそうですよ。
早速、パッケージから取り出して食べてみました。
それほどシットリした感じでもありませんが、パサついてもいませんね。
甘さも程ほどで、良くも悪くも平均レベルです。
さて、肝心のきな粉の風味ですが・・・思ったより弱い。
オレはきな粉大好きで、期待が大きかったせいでしょうか。
香ばしい風味でそれらしい感じはあるのですが、これをハッキリと「きな粉の風味」と言うにはやや不足感がある気がします。
きな粉と聞かずにチョット変わった風味のバウムクーヘンという感覚で食べたら、もっと満足度が高かったでしょうね。
バウムクーヘンとしては問題無く美味しいので、やや惜しい感じです。
一緒に買った豆大福のほうですが、こちらも普通の「大福」としては及第点レベルの出来です。
ただオレの個人的印象ですが「豆大福」と呼ぶには、チョット及ばないように思いました。
というわけで、お勧めするとしたら豆大福よりも黄奈粉クーヘンのほうです。
一味違うバウムクーヘンを味わってみたい方には、もってこいですね。
密封パッケージの袋に入っているので日持ちが良く、手土産に良さそうですよ。
丸ビルに行く機会がありましたら、チョット立ち寄ってみてはいかがでしょう。