スーパーマーケットの北海道フェアといった感じの企画販売で見つけたんですが、北海道の菓子メーカー柳月の「三方六 濃い白小割」(税込み700円)です。
北海道銘菓として有名で、お土産にも重宝される「三方六」ですが、通常サイズのほかに「小割」というミニサイズも出てたんですね。
「三方六」は、以前このブログでも「珈琲」「しょこら」「抹茶」を記事にしたことがありますが、「小割」は食べたこともありませんでしたよ。
この「三方六 濃い白小割」は「三方六 小割」のホワイトチョコ・バージョンでして、以前は冬の期間限定販売品だったようですが、人気のせいか今は通年販売になってます。
さて、真っ白な箱には銀箔で白樺林が描かれてて、さらに雪の結晶の絵や商品名が金箔で書かれてまして、何だかとても高級感のあるパッケージですね。
箱を開けてみて最初に気づくのは、ノコギリの形をしたプラスティック製のナイフ(?)が入ってることで、おそらく切り分けて食べる際はコレを使うようにという配慮なんでしょうが。
この「三方六 濃い白小割」は、前述のように「小割」でミニサイズなわけで、切り分けるほどの大きさじゃないんですよね。
ただ北海道開拓時代の燃料に使われた薪をイメージして形作られた「三方六」としては、このノコギリ状のプラナイフというのはナカナカ相応しいと言うか、それっぽい演出で面白いです。
中身のほうは「三方六 濃い白小割」が5個入ってまして、丁寧に一つ一つ個包装になってるところも良いですね。
一つ取り出して袋から出してみると、中のバウムクーヘンは透明なプラトレイに収まってて、商品に対する気遣いがうかがわれますよ。
しかもプラトレイの底には切れ込みが入ってまして、そこに指を入れて押し上げることで、中のバウムを取り出しやすいようになっているという工夫も素晴らしいです。
「三方六 濃い白小割」は、一つの大きさが長さ8cmほどで、ちょうど100円ライターを2つ重ねた程度のサイズ感。
サイズは小さいですが、その形はもちろん「三方六」ですから、燃料用に割られた薪のような形状なんですね。
早速食べてみたところ、ホワイトチョコのミルキーな甘さが広がって美味しいです。
オレはホワイトチョコが大好きなんで、オリジナルの「三方六」も好きですが、コチラのほうがずっと好みに合ってて気に入りましたよ。
しかもただの牛乳らしいミルキーさじゃなくて、コクのある甘さの練乳風味がシッカリ感じられるミルキーさというところも良いです。
そして、ちょうど薪の外側の木の皮にあたる部分というか、つまりホワイトチョコでコーティングされてる部分にはザラメ糖がふりかけてあって、かすかにシャリッと感じられる食感も面白いですね。
通常サイズの「三方六」だと北海道土産で買って帰っても分けるのが面倒ですが、これなら分けて配るのにも便利なんで良さそうです。
記載されてる賞味期限と購入日から計算して、少なくとも2週間くらいは日持ちしそうで。
北海道へ行く機会があったら、お土産の選択肢の一つとして是非オススメしたい一品ですよ。