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映画『PUSH 光と闇の能力者』を観た

2009 年 12 月 10 日


今日は、先日観た映画『PUSH 光と闇の能力者』の感想です。
これは遺伝的に超能力を持った人たちと、彼らを利用しようとする組織の戦いを描いた映画です。

謎の組織「ディビジョン」に追われる、父と幼い息子ニック(クリス・エヴァンス)。
父親は念動力を持っていたため、組織に追われているのでした。

追い詰められた父親はニックに
「いつか花を持って現れる女性を守れ」
と言い残し、自分はおとりとなって殺され、ニックを逃がします。

それから10年後、ニックは組織の追跡を逃れながら、香港で自堕落な生活を送っていました。
彼には父親から受け継いだムーバー(念動能力者)としての力がありましたが、それを思い通りに扱うまでには至っていませんでした。

あるときニックの元に現れた一人の少女キャシー(ダコタ・ファニング)は、ウォッチャー(予知能力者)でした。
キャシーは彼に、一人の女性を探す手伝いをして欲しいと頼みます。

その女性とは、「ディビジョン」による人体実験の途中で逃げ出した能力者キラ(カミーラ・ベル)でした。
しかし面倒に巻き込まれることを恐れ、キャシーの頼みを断るニック。

時を同じくしてニックは、「ディビジョン」や正体不明の中国人の能力者達から追われ始めます。
彼らはなぜかニックが、逃亡中のキラの居所を知っていると思っていたのでした。

そしてニックの元に再び現れたキャシーの手に花があるのを見た彼は、父の言葉を思い出し彼女を助けることにしたのでした。
能力者達を使って、ニックとキャシーを追う「ディビジョン」。

二人は「ディビジョン」よりも早く、キラを見つけることができるのか?
そして、キラを追う「ディビジョン」とキャシーの目的はいったい何なのか?

てな感じでお話は進んでいきますが、まずは能力者の特徴をざっと知っておいたほうが、この映画をより分かりやすく楽しむことができるでしょうね。
おおまかに、以下のような能力者達が登場します。

ムーバー:念力によって手を触れずに物を動かす
ウォッチャー:未来を予知する
プッシャー:人の意識に、思い通りの意思や記憶を植えつける
ブリード:声=超音波で物を破壊する
スニフ:物の匂いを嗅ぐことによって、それに触れた人の触れた前後の様子を知る
スティッチ:手で触れる事で人の傷を治す
シフト:物体を一定の期間、別の物に変える
シャドウ:スニフの能力を遮り人や物を隠す
ワイプ:人の記憶を消す

主人公のニックと、彼を追う「ディビジョン」の能力者ビクターは、ムーバーです。
そして、キャシーと中国人能力者の女性は、ウォッチャー。

「ディビジョン」から逃亡した女性キラと、彼女を追う「ディビジョン」のチームリーダーのカーバーは、プッシャー。
中国人能力者の男性達は、ブリードです。

さて超能力者同士の戦いというのが現実にあったら、実際にはきわめて静かな戦いになるはずです。
だって離れたところから首を絞めたり、あるいは心臓を握り潰したりすることもできるはずですからね。

そこを敢えて逆に肉弾戦や銃撃戦を意識して盛り込んでいるようで、その辺のアクションシーンは見所です。
手を使わないで、念動力でバンバン銃を撃ったりするんですよね~けっこう面白いですよ。

それから話とは関係ありませんが、たれ目が特徴のキラ役のカミーラ・ベルは右目が特にタレてるんですよね。
設定と演出上の理由で目のアップがよくあるんですが、その度に右目のタレ具合が気になって仕方ありませんでした。

まあでも、かわいいですよ。
あんな感じのタレ目の女の子は、嫌いじゃないです。

あ、オレの女性の趣味とか興味ないですか。
そうですかそうですね、すみません。

しかしこの映画でなによりの見所は、キャシー役のダコタ・ファニングじゃないでしょうかね?
かわいい天才子役として名を馳せた彼女も、年齢的にはもう中学生ですよ。

この作品ではミニスカートかショートパンツかキュロットか分かりませんが、とにかくもう子役とは言い難いくらいなかなか魅力的なファッションで登場します。
相変わらず女の子らしいキュートな表情も見せますが、大人の女性としてのプライドや嫉妬心を上手く演じていて惹きつけられましたね。

ダコタ・ファニングのファンは必見の映画でしょう。
そして、その他のエスパー映画ファンもそこそこ楽しめそうでしたよ。

ただ続編を意識したストーリになっているように思うのですが、どうも興行成績が良くなかったらしいんですよね。
本編で打切りになりそうなのが、とても残念です。
PUSH 光と闇の能力者
↑オマケ
映画中でキャシー(ダコタ・ファニング)は予知した未来を絵に描くんですが、その絵がすこぶるヘタクソだという設定なんですね。
それで、彼女がお酒を飲んで酔っ払ってしまうシーンをそのヘタクソな絵を真似て描いてみました(真似なくても元々ヘタとか言うの禁止)。


コチラの記事もどうぞ!

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