最近はアチコチの駅の乗り換え通路あたりで、お祭りの出店のような感じの小さな店舗が出てるのをよく見かけます。
だいたいスイーツ系の店ですよね。
渋谷のハチ公口から地下に降りた所も、最近は催事エリアとして使われてるようで、いつも何かしら出店してます。
そこで見つけたのが、八天堂のくりーむぱんです。
どうも広島は三原の店らしいですね。
早速、同郷のよしみで買ってみることにしました。
ショーケースと大きな保冷ボックスの中に、レトロなデザインの紙包みがいくつも並んでます。
中身はクリームパンとのこと。
ただのクリームパンじゃなくて、生クリームを使ったクリームパンらしいですよ。
生クリーム大好きなので、俄然食指がうごめいてしまいます。
生(プレーン)クリーム・カスタードクリーム・チョコクリーム・抹茶クリーム・小倉クリームの、5種類あります。
全種類1つずつ買ってみましょうか。
要冷蔵なので、買って帰ってからしばらく冷蔵庫で冷やして、頃合いを見ていざ「実食!」。
紙包みを剥がすと、ジャンボシューほどの大きさの平べたいパンが出てきました。
表面に水気があって、ちょっとベタベタした手触りです。
良く言えばシットリ、悪く言うとジトジトした感じ。
通常のパン生地を冷蔵庫で冷やしたりすると、パサパサになってしまいますよね。
だから何か工夫して、敢えて水分を含むようにしてるのかも知れません。
見た目は、照りをつけずに焼きを少し弱めに仕上げたパンのよう。
それでは、食べてみましょう。
やはり生地は柔らかですが弾力は無く、ギュッと押すととそのまま潰れてしまいそうです。
クリームは、どのフレーバもアッサリ風味で美味しいですね。
簡単に言うと、シュークリームのシューをパンに代えたものです。
美味しいんですが、パン生地の微妙な塩味がクリームの風味を邪魔してるように感じますね。
塩味が甘味を引き立てる場合もありますが、これはクリームの味がかなりアッサリしているため、パンの風味に負けてしまってるように思われます。
好みによるでしょうが、このクリームだったら普通にシュークリームにしたほうが美味しいように感じました。
ただ小倉クリームだけは、不思議とパンに合うんですよ。
どうも餡子の甘味って、塩味に合うような気がするんですよねー。
あとチョコクリームもチョコの風味がやや強めで、比較的美味しく感じられました。
まぁとにかく生クリームとパンが大好きな方は、一度試してみても良いと思いますよ。
八天堂のサイトからネット通販でお取り寄せもできるようなので、ご参考まで
→八天堂オンラインショップ