「東京ばな奈」や「ねんりん屋」で有名なグレープストーンが、今度はたい焼き屋をオープンしました。
大丸東京の中にある、「たい焼き鉄次」です。
地下1階の東京駅側(キャラクターストリートのほう)から、入ってすぐの右手にあります。
以前はここにオーガニック食品を扱ってるお店があって、たまに有機ジャムとか買ってたんですけれども、閉店してしまったんですね。
それはそれで残念ですが、まぁ新規店も歓迎ではあります。
【Update(追記)】
大丸東京の「たい焼き鉄次」の店舗は閉店して、現在はありません。
とても小さな店舗の、入り口の横がガラス張りになってて、「鉄次」さんがたい焼きを焼いてるところが見えます。
「鉄次」さんは、いかにも職人らしく、無言でもくもくとたい焼きを焼き続けています。
実はこの「鉄次」さん、マッスゥイーンです。
つまり、機械仕掛けの自動たい焼き機なんですね。
世界初の回転型自動たい焼き機だそうで、生地やあんこを乗せた金型がユックリと回ってる様子が見えます。
自動たい焼き機も珍しいですが、そこで作られてるたい焼きもチョット変わってます。
たい焼きといえば、通常は当然タイの形をしてるものです。
でもここのたい焼きは、違います。
ご覧のように、丸いんですね。
一応、タイの形は浮き彫りになってます。
でも丸い・・・というか円盤状です。
これで、頭から食べるか尻尾から食べるか、悩む必要が無くなりますね。
常に選択を迫られる悩み多き日常から、煩わしさを1つ解消してくれる、画期的なたい焼きです。
たい焼きの売り文句に、「尻尾まであんこが詰まってる」というのが、よくあります。
でも鉄次のたい焼きは「尻尾まで」どころか、頭も尻尾も無関係に、まんべんなく全体にあんこが詰まってるんですよ~スゴイ!
つか、それって何かもー、たい焼きぢゃなくね?
とかゆー余計な疑問は、この際捨てましょう。
生地は薄めで、焼きたてを食べるとパリパリしてて美味しいです。
さすがに持って帰ると柔くなってしまいますが、レンジで軽くチンして、オーブントースター等で表面をあぶってやると、またパリパリ感を楽しめます。
1個から購入できますから、旅行前の小腹がすいた時などに買って、駅のホームや新幹線の中で食べたりできそうですね。
パッケージや手提げの袋のデザインも、豆絞り柄の手ぬぐい風でコジャレてるので、手土産や東京土産にも良さそうです。
ところで、白たい焼きが有名な「銀次」というたい焼き屋さんもあって、チト紛らわしいです。
「銀次」は白たい焼き、「鉄次」は丸たい焼きですので、お間違い無きよう。