先月の始めに、スーパーマーケットの催事販売で買ったものなんですが。
「寅家」という熊本の菓子メーカーの、「焼酎もなか 黒」(12個入り税込み648円)という和菓子です。
熊本城の描かれた黒い紙包みをといて、箱を開けると一まとめにビニールパッケージされた最中が並んでますよ。
1つ1つ和紙のような包みで個包装されてまして、その包装のデザインは2種類になってますが中身は同じのようですね。
最中の皮が、焼酎の一升瓶を模した形になってるところが面白いです。
長さが8cmほどで、瓶底にあたる部分の直径が3cmくらいの大きさです。
中身の餡は漉し餡で、原材料名を見ると白餡に黒砂糖が練り込まれた黒糖餡らしいです。
さらに「焼酎もなか」の名前のとおり、焼酎も入ってまして。
なんでも肥後を代表する球磨焼酎の、「文蔵」という焼酎を使ってるんだそうで。
食べてみると、その焼酎らしい香りがフワリと鼻に抜けますね。
食感は最初ネットリした印象ですが、割りと口解けがいいのですぐにスウッと溶けていく感じですよ。
甘さも黒糖の深みがありながら、しつこさがないところが良いです。
焼酎の香りがけっこうするので、それが苦手な人には向かないかもしれませんが。
アルコール分は含まれていないそうなので、もちろん子供でも食べられますよ。
とはいえ、やはり味わい的に大人向けのお菓子でしょうかね。
賞味期限は8/22になってますから、購入日から計算して2ヶ月以上日持ちするようです。
お酒好きの人にも好まれる熊本土産として、もってこいではないかと。